ティーンのためのAichi Librarians' Choice
あるく
愛知県内の図書館員が、ティーンのみんなにオススメの本を紹介するよ!第9号のテーマは「あいち!」
編集:愛知県公立図書館長協議会ヤングアダルトサービス連絡会
PDFファイルはこちらから→A・L・C あるく 第9号* (冊子印刷用PDFファイル 1346KB)
01 うちらの愛知!
自分の住む市や町のことは知っていても、
ちょっと離れた場所のことは分からなかったりしますよね。
この本では、愛知県の土地、鉄道、歴史、産業や文化を知ることができます。
カラー写真つきでだいたい2ページ、多くても4ページに愛知県のことがまとめられているので、気になるところだけ読んでみるのはどうでしょうか?
軽い気持ちで手に取ってみてください。
「路面電車」「手筒花火」「ブラックサンダー」「うずらの卵」…これらの言葉はある場所を示している。
そう「豊橋」である。
豊橋に引っ越したばかりの主人公ほのかとともに豊橋のことを知れば知るほど、その個性的な土地柄にハマるはず。ディープな豊橋を知る「まず読んでみりん!」と強く推したいバイブル的な本です。
作中にも登場するカレーうどんの下にとろろごはんが隠れている「豊橋カレーうどん」は地元民いちおしのグルメです。
他府県から名古屋へ遊びに来た知人を愛知県内で案内する時に、「行先に本当に困る」という話をよく耳にする。
そんな時に、この本が助けてくれる。
出版が10年前のため、情報が変化していることもある。
それでも、今少しぱっとしない感じの名古屋を扱っていても、「甲斐みのり」のフィルターを通すとこんな素敵な風景にもなるのかと驚いた。魔法をかけたようだとも思った。
妄想散歩なら今すぐにでも行ける。さあ、出かけよう!
愛知県ならではのおかず、皆さん言えますか?
ひつまぶし、味噌カツ…片手で数えられるくらいかな?とお思いの方、ちょっと待ってください!そんなものではないのです!
本書は、未来につなげていきたい愛知特有のおかずのレシピを春夏秋冬に分けてご紹介している他、自分の住んでいる土地はどんな食材があるのかということも知ることができます。
知れて楽しい!食べておいしい!
そんな本書をぜひ一度読んでみてください!
愛知県聴覚障害者協会 2010.3
ろう者(耳の聞こえない人)のことば、手話にもその地方独特のことばがあります。
この本では、愛知にかかわる370単語の表現方法と、単語の意味と解説を紹介しています。
愛知県内の各市町村名や、「名古屋城」「ナナちゃん人形」「あんかけスパゲッティ」これらは手話でどうやって表現する?
ちょっぴりユニークな表現はなんか納得!