ティーンのためのAichi Librarians' Choice
あるく
愛知県内の図書館員が、ティーンのみんなにオススメの本を紹介するよ!第4号のテーマは「好き!」
編集:愛知県公立図書館長協議会ヤングアダルトサービス連絡会
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A・L・C あるく 第4号*
(冊子印刷用PDFファイル 1,963KB)
01 もしかして、好き?
図書委員会副会長のかずらは、男友達の大地が、大好きな後輩のあゆみとつきあい始めた事で複雑な気持ちになる。悩んでいるかずらは大地の友達の藤枝に告白される。また、委員長のワンちゃんは司書の先生への憧れが初恋へと変化していく。そんなキュンとする話が図書室を中心に繰り広げられる。友情、恋愛、進路など皆も感じた事がある話がいっぱい詰まっているよ。徳島弁にもホッコリする。この本を読んで図書室に興味をもってくれたら嬉しいなぁ!
ドキッとするタイトル。でも、読後はグロテスクなイメージから一変、抱きしめたくなるような温かなやさしいイメージになっていると思います。
クラスで人気の女の子、桜良(さくら)。彼女は膵臓を患っています。反対に、いてもいなくてもわからないほど存在の薄い主人公の僕。根暗な僕が、正反対の明るい彼女に心動かされ少しずつ変わっていきます。
死は誰のもとにも平等に訪れる。だからこそ精一杯今を生きるのだということを、この作品は教えてくれます。2人の関係は恋愛というより友情に近いものかもしれません。誰かを「好き」と自覚することって難しいですよね。恋愛と友情の狭間のような淡い想いが、読んでいて歯がゆくもあります…。ヤング世代にぜひ読んでいただきたい一冊です!
恋愛って楽しかったり、辛かったり、いろんなことがあるよね。好きな人に素直になれない、好きな人に振り向いてもらえない、友達と同じ人を好きになる、同性が好き…そんな中学2年生の恋模様がいっぱい詰まった1冊☆それぞれの子にそれぞれの恋愛ストーリーがあって、自分と似たような経験や思いをしていると感じるストーリーもあるハズ。思うようにならないことも多い恋愛だけど、どの恋も上手くいきますようにって応援したくなる。今恋愛中の子も、そうじゃない子も、恋の甘酸っぱさを感じたい人におススメ☆
<雨宮かえる>。それはお昼の校内放送に登場した覆面アイドルだ。放送部員である親友から「アイドル志望の女の子を紹介してほしい」と頼まれたぼくは、動画サイトに歌を投稿している「知り合い」である彼女を条件つきで紹介した。その条件とは、正体を明かさないこと――。そう。絶対に知られてはいけないのだ。彼女の正体が、男と女の声を出せる“両声類”である“ぼく”花咲圭吾だってことを!
かわいいものが大好きで、かわいい声で歌うことも大好きな主人公の葛藤と、ほのかな恋心を描いたさわやかな物語。
恋愛ってなんだ?
キラキラして、ぐちゃぐちゃして、甘酸っぱくって、苦しくて、走り出したくて、身動きがとれなくて、溺れたいけど直視したくない。それが…レンアイ?
誰もが気になるテーマに斜め45°から切り込むムック本。
水カン※のコムアイほかミュージシャンが語る恋愛論や、ViViモデルの玉城ティナが芥川賞作家とコラボした小説など、男女問わず必見の内容です。