ティーンのためのAichi Librarians' Choice
あるく
愛知県内の図書館員が、ティーンのみんなにオススメの本を紹介するよ!第5号のテーマは「働く!」
編集:愛知県公立図書館長協議会ヤングアダルトサービス連絡会
PDFファイルはこちらから→A・L・C あるく 第5号* (冊子印刷用PDFファイル 1,665KB)
04 おしえてセンパイ
大人になったら、どうして働かなくてはいけないのでしょうか?
お金のため? 義務だから?
もちろんそれもあるでしょう。でも、決してそれだけの理由では長続きしないしないのが、ヒトというもの。
本書では、作家やジャーナリストなど7人の大人たちが、子ども向けのわかりやすい文章と、大人向けのちょっと硬い言葉で
〈働くこと〉についてお話しています。
将来のことについて考える、手助けになる1冊です。
あなたの周りでは、「働く」ことについて、この本のように真剣・丁寧・事細かに語ってくれる人はいますか? 生年からすると、著者は皆さんにとってお祖父さん以上の年代の方でしょうから、記述に世代間ギャップがあるかもしれません。 しかし、この本は多様な職場や働き方、働くことの根本的な考え方を知る手がかりになる1冊です。具体的な仕事を知る一方で、 この本は、自分自身の「働く」指針を培っていくための参考になるでしょう。
中高生になると、自分の将来について考え始める方も多くなると思います。
そこで、考えはじめの第一歩としてオススメしたいのがこの本です!
本書では、15人の「特別支援学校」を卒業した生徒が、今の仕事を選んだ理由や、その仕事のやりがい、就業中は実際どのようなタイムスケジュールで
働いているのかなど、働くことに対して具体的に考える為の情報を紹介してくれます!
本書を読み終わった頃には、将来自分が働いている姿をイメージしやすくなっていると思います。
自分には合う仕事がないかも…と思って落ちこんでいるあなた! ないなら作ればいいじゃないですか! 「マイブーム」「ゆるキャラ」など数々の言葉を生み出し、50歳を過ぎた今でも「若手」を続けているみうらさんが、 「ない仕事」を作るための手法を一挙大公開! この本を読めば、死ぬまで安定とは無縁の不安とスリルに満ちた人生を送れることうけあいです! (ちなみにわたしは絶対マネしたくありません)。