ティーンのためのAichi Librarians' Choice
あるく
愛知県内の図書館員が、ティーンのみんなにオススメの本を紹介するよ!第2号のテーマは「家族!」
編集:愛知県公立図書館長協議会ヤングアダルトサービス連絡会
PDFファイルはこちらから→A・L・C あるく 第2号*(冊子印刷用PDFファイル 446KB)
05 家族愛っ!
東京は下町の大家族、堀田家。家業は古書店とカフェ。〈文明開化の些事諸問題なら、如何なる事でも万事解決〉を家訓に掲げ、舞いこむ謎を堀田家が解決いたします!懐かしいホームドラマのような、あったかい気持ちがたくさん詰まってます!(津島市立図書館 ★)
家族ってうっとうしいな…、邪魔くさいな…、でも、やっぱりいないと寂しいし、必要なんだな。大家族の城田家に訪れたハンガリーからの留学生と、家族が巻き起こす日々の騒動を、世代ギャップや文化ギャップがありながらもすったもんだで乗り越えたり、修めたり、解決してゆく。後ろ向きでない愛すべき人々が大切なものを教えてくれます。(あま市美和図書館 KT)
昭和という時代に暮らす人々の息づかいやぬくもりを感じられる一冊です。読む人を心から楽しませてくれる数々の物語の中に、思わず笑ってしまうようなユーモアと、家庭のあたたかさが溢れています。厳格な父親のこと、年老いてゆく母親のこと、読んでいて目頭が熱くなるような、そんな心を打つ作品が収められています。24からなる物語のどこかにあなた自身の思い出と、これからの未来に重なる何かがあるかもしれません。(一宮市立中央図書館 テディ)
主人公・メアリーの大好きなおばあちゃんは、年をとって入院中。そのおばあちゃんを心配しているのは、メアリーやメアリーのママだけではなかった。若くして死んでしまったおばあちゃんの母親もまた、3歳で残していった”娘”がいつまでも気がかりで…。12歳の少女メアリー、母親のスカーレット、祖母のエマー、そして曾祖母の幽霊のタンジー。アイルランドを舞台に4世代の女性がそれぞれの日常生活や思いをユーモアをまじえていきいきと語りながら、受けつがれていく命と家族への愛情を描く物語。(知立市図書館 ママミア)
家族はめんどうくさい。そっとしておいてほしいのにおせっかいを焼くかと思えば、悩んでいるのに気づかなかったりする。いっそひとりで暮らしたい!そう思ったら、この写真集を見てみて。写っているのは、泥棒、忍者、暴走族などに扮した浅田家の人たち。思わずニヤけてしまうようなものばかりだけど、すごいのはどんなシチュエーションでもやっぱり家族に見えること。何より、こんなあほらしくてすてきな写真、家族じゃなきゃ撮れないでしょ。(名古屋市鶴舞中央図書館 苔)