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【地誌】 尾張徇行記

尾張徇行記
  • 書名尾張徇行記(おわりじゅんこうき)
  • 巻数25巻(存2,3,9-11,14,17‐20)
  • 著者名樋口 好古(ひぐち こうこ)/著
  • 成立文政5年(1822年)
  • 出版書写年近世後期写
  • 数量10冊 2巻:216.5丁(墨付き203.5丁),3巻:253丁(墨付き243丁),9巻:168丁(墨付き143丁),10巻:120丁(墨付き102丁),11巻:93丁(墨付き82丁),14巻:159丁(墨付き145丁),17巻:185丁(墨付き179丁),18巻:203丁(墨付き194丁),19巻:159丁(墨付き151丁),20巻:163丁(墨付き148丁)
  • 書型(寸法)横本(13.0×18.8cm)
  • 注記書名は「日本古典籍総合目録」統一書名による。題簽は、第2巻欠、第3巻「愛知」以下欠、第9巻「丹羽郡徇行記九」、第10巻「丹羽郡徇行記十」、第11巻「丹羽郡徇行記十一」、第14巻「中島郡徇行記十四」、第17巻「海東郡□□□十七」、第18巻「海東郡徇行記十八」、第19巻{海□□徇行記□九」、第20巻「海東海西徇行記二十」。
  • 内容本書は、樋口好古が藩の官吏として藩の管轄地を巡行し、また資料を渉猟してまとめた『郡村徇行記』39巻の一部をなすもの。尾張八郡の村々の沿革、現状を記した地誌である。本館所蔵8冊本『尾張徇行記』にある自序(文政5年)によれば、樋口好古は寛政4年(1792年)に稿を起こし、文政5年(1822年)に業を終えたとされる。
  • 蔵書印等表紙に朱で「こ」と書いた貼紙(第2巻を除く)。第10巻表紙に「庶務編輯掛」の印。巻頭に「愛知県図書章」、「明治十九年八月点査章」の印。
  • 備考本書は、『名古屋府城志 上』1冊を含め『尾張徇行記』(11冊本)として所蔵されてきたもので、樋口好古自筆本といわれている。本館は全25冊中10冊を所蔵するが、残るもののうち8冊(春日井郡3冊、中島郡1冊、海西郡1冊、知多郡3冊)は名古屋市蓬左文庫が所蔵する。合わせて『名古屋叢書続編 第4巻-第8巻』で翻刻の底本となっている。
    書き入れあり。第9巻丹羽郡小折村久昌寺の項(111コマ)にインク字による挟み込み紙あり。
  • 文献『名古屋叢書続編 第4巻』(名古屋市教育委員会,1964年)資料ID:1103171641
  • 請求記号Wラ/A294/ヒ/1-2~1-11

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