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【地誌】 三河志

三河志
  • 書名三河志(みかわし)
  • 巻数44巻(欠2-4,7,8,16-22,29,40-43巻)
  • 著者名渡辺 政香(わたなべ まさか)/著
  • 成立天保7年(1836年)自序
  • 出版書写年近世後期写
  • 数量26冊(36、37巻は合一冊) 1巻:60丁,5巻:43丁,6巻:41丁,9巻:19丁,10巻:46丁,11巻:48丁,12巻:99丁,13巻:45丁,14巻:54丁,15巻:75丁,23巻:83丁,24巻:56丁,25巻:42丁,26巻:22丁,27巻:69丁,28巻:30丁,30巻:39丁,31巻:37丁,32巻:9丁,33巻:16丁,34巻:24丁,35巻:52丁,36・37巻:51丁(墨付き49丁),38巻:14丁,39巻:61丁,44巻:14丁
  • 書型(寸法)大本(27.2×19.0cm)
  • 注記書名は巻首題による。序題「参河志」。「日本古典籍総合目録」の統一書名は「三河志」。
  • 内容幡豆郡寺津村(現在西尾市)の寺津八幡社の神官渡辺政香が著した三河国の地誌。
    各巻の内容は以下のとおり。
    1巻:日本惣国風土記   5巻:延喜式貢部   6巻:国造部など   9巻:駅馬伝馬部
    10巻:産物部   11,12巻:碧海郡   13,14巻:加茂郡   15巻:額田郡(上)
    23巻:西尾城   24巻:吉田城   25巻:城部   26巻:御朱印神社並神主部
    27巻御朱印黒印除地寺領並諸士御菩提所部   28巻:人物部(上)
    30巻:寺津村大河内系譜   31巻:墳墓部   32巻:鍛冶部   33巻古戦場部
    34,35巻:寺院部   36巻:観音巡礼並八景詩歌   37巻:雑部   38巻:飢饉部
    39巻:徳川御略系、烈祖御略年譜   44巻:序、目録、引書目録。
  • 序・跋・奥書等序(第44巻)「天保七丙申年孟春 三河国渡辺政香識」。 
  • 蔵書印等第1巻見返しに羽田文庫の用箋を貼付け「此書ハ天保七申春碧海郡寺津村渡辺政香神主老体ノ作ニテ予ガ許ヘモ何クレト為問答サレシコトモシバシバ有ツレド同十一年ノ秋死去セラレテ未タ不成ノ物ナルヲ其嗣子ヨリ始ノ処ヲ見セタル故其目録ヲ見ルニ全部四十三巻トアリテ引用ノ書目三百十九部ヲ出セレド今此書ヲ見ルニ未成片成ノ物ニテ麁漏少ナカラズ引書ニモ孫引モ多カレバ其心シテ見ルベシ 狭垣老人白田農田刈男申ス」とある。第44巻に「吉田上伝馬町夏目平治郎所持之本文久三亥年同人死去之後 親類掛合之上質物流ニ相成候事 文久三亥年十二月 久田阿波正登高」の書き入れあり。第24巻に「文書課」の備品票あり(他の巻は剥がした跡あり)。
  • 備考朱、茶、黒、青の書き入れあり。羽田野敬雄の書き入れあり。
  • 文献『参河志上・下』(歴史図書社,1969 大正10年刊の復刻) 資料ID:1101494133,1101494142
  • 請求記号Wラ/A291/ワ/1-1~44

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