デジタルライブラリートップページ蘭竹譜
【書画・芸能】 蘭竹譜
- 書名 蘭竹譜 (らんちくふ)
- 巻数 2巻
- 著者名 渡辺 崋山(わたなべ かざん)/画
- 成立 文政5年(1822年)著者落款
- 出版書写年 明治13年(1880年)刊
- 数量 2冊 乾:20丁(ノド:[1丁(丁付なし)],「上二」,[3丁(丁付なし)]・・・「上二十」)、[坤]:13.5丁(ノド:「下一」・・・「下十二」,跋(1丁、丁付なし))
- 書型(寸法) 大本(28.0x17.2cm)
- 注記 書名は見返による。『日本古典籍総合目録』の統一書名も同じ。著者名も『日本古典籍総合目録』の統一著者名による。題簽は乾「華山翁蘭竹画譜 乾」、坤は題簽欠。古典籍総合目録には、別書名「崋山翁蘭竹画譜」。
- 内容 江戸時代の田原藩家老であり画家として有名な渡辺崋山の画帳。秋香の序文によると、渡辺崋山と親交の深かった父、深川潜蔵(深川元儁、号は霽宇。江戸時代後期の国学者、蘭学者。)が絵を学びたいから手本を書いてほしいと頼んだところ、崋山がその場で数種類書き上げた物と書かれている。しかし、森銑三の著書によると、その巻頭文の内容には疑わしき箇所が多数あり真偽不明とされる。蘭、竹の絵と、その手法について画中に記されている。
- 序・跋・奥書等 見返「華山渡邊登先生画 蘭竹譜 青煙閣蔵梓」
巻頭文「・・・精華堂主人剞劂云爾 庚辰春日書于青煙山房南窩 秋香小史」
叙「・・・明治十三年四月上浣、樹堂青木可笑撰併書」
跋「題蘭竹譜後・・・書肆文永堂・・・明治庚辰四月既望・・・天倪迂人信夫粲識」
落款「壬午春日 華山辺登」
刊記「明治十三年五月十九日御届」、「編輯兼出版 東京府平民 貫輪吉五郎 日本橋区亀島町一丁目四十一番地」、「東京書肆 武田傅右衛門 京橋区彌左衛門町十三番地」
- 蔵書印等 乾坤巻共に背表紙に「■■蔵書 明治廿■■亥仲秋」
- 文献 「国立国会図書館デジタルコレクション」 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/851951 (2021年1月21日確認)
森銑三「崋山翁蘭竹画譜小疑」『森銑三著作集 第11巻』(中央公論社,1974年)資料ID:1101133848
- 請求記号 Wラ/A721/ワ/7-1ア~7-2ア
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