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【伝記・系譜】 虫衾

虫衾
  • 書名虫衾(むしぶすま)
  • 巻数3巻
  • 成立寛政12年(1800年)頃カ
  • 出版書写年近世後期写
  • 数量3冊 1巻:99丁(墨付き98丁),2巻:90丁(墨付き88丁),3巻:49丁(墨付き47丁)
  • 書型(寸法)半紙本(24.0×16.8cm)
  • 注記第1巻「花井七左衛門」の条に「寛政十一年未二月帯刀の儀・・・」とあること、第2巻「紺屋平左衛門」の条に「元祖鈴木右衛門貞行文正年中初而当国中島郡下津村へ引越已来私迄十三代三百三拾余年に罷成」とあることから、本書のもととなった由緒書の提出時期は寛政12年(1800年)頃と考えられる。
  • 内容近世後期(1800年頃)に名古屋の主要な商家から藩に提出された各家の由緒書の写しで、藩の寺社方の所蔵にかかるもの。同時期の名古屋の商家資料としては、『那古野府城志』があるが、情報量において本書が勝っている。なお、本書は『国書総目録』に収録されておらず、他の写本も知られていない。第1巻 49家、第2巻 56家、第3巻 78家、合計183家の由緒書が収められている。第1巻が御用職人及び扶持を受けている町人、第2巻が由緒の町人、第3巻が清洲越、駿河越の町人という構成である。
  • 蔵書印等第1巻の表紙に「愛知県尋常師範学校」の蔵書票。各冊表紙に「第四門」と記した蔵書票あり。その上に「文書課」の備品票あり。各冊巻頭に「尾藩寺社官府蔵書」の印あり。
  • 請求記号Wラ/A280/ム/1A~3A

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