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【伝記・系譜】 蒙求続貂

蒙求続貂
  • 書名 蒙求続貂(もうぎゅうぞくちょう)
  • 巻数 2巻
  • 著者名 恩田 蕙楼( おんだ けいろう )/著
  • 成立 安永9年(1780年)
  • 出版書写年 近世中後期刊
  • 数量 2冊 乾巻:54丁(版心:「蒙求続貂 序」、「蒙求続貂 序 ○」、「蒙求続貂 序」、「蒙求続貂 標題上 一…三」、「蒙求続貂 巻之上 四…五十一」),坤巻:48丁(版心:「蒙求続貂 標題下 一…三」「蒙求続貂 巻之下 四…四十八」)
  • 書型(寸法) 大本(26.1×18.2cm)
  • 注記 書名は内題による。「日本古典籍総合目録」の統一書名に同じ。題簽は「蒙求続」。著者は、内題下に「尾張 恩田仲任」、「恩田蕙楼」は「日本古典籍総合目録」統一著者名。
  • 内容 『蒙求』にならい、中国古人の有名な言行を四字句の対にしてあげ、漢文で説明を加えたもの(「続貂」とは他のし残した仕事を受け継いで行うことをへりくだっていう語)。著者の恩田蕙楼は尾張藩士、漢学者。名は維周、字を仲任。実兄岡田新川とともに松平君山に師事。巻頭小序の松平君山は尾張藩士の本草学者、儒学者。書物奉行を務め『士林泝洄』『張州府志』等の多くの著作を残す。序の紀徳民は尾張藩の儒学者で藩校明倫館初代督学、細井平洲。跋の岡田挺之は尾張藩士、漢学者の岡田新川。名は宜生、字を挺之、後に字を名とする。号は新川、暢園等。松平君山に師事し、後に藩校明倫館督学を勤めた。
    成立年は小序の「君山松平秀雲八十四歳」より、君山数え84歳の1780年とした。「日本古典籍総合目録」の成立年に同じ。
  • 序・跋・奥書等 小序「張藩書室監君山松平秀雲八十四歳撰」
  • 蔵書印等 乾・坤巻頭に「山大邱書画記」の朱印
  • 請求記号 Wラ/A280/オ/1-1~1-2

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