デジタルライブラリートップページ四季三番叟
【俳諧】 四季三番叟
- 書名 四季三番叟 ( しきさんばそう )
- 巻数 1巻
- 著者名 逸人( いつじん )/編、牧 墨僊(まき ぼくせん)/画
- 出版書写年 文化10年(1813年)刊
- 数量 1冊 48丁(「序一」・・・「序八」,「一」・・・「三十一」,跋「一」・・・「五」(この後3丁分丁付欠損)) うち彩色挿絵25丁
- 書型(寸法) 半紙本(22.3×16.0cm)
- 注記 書名は見返による。外題(題簽)は「四季三番■」(一部判読不能)。「日本古典籍総合目録」の統一書名も同じ。著者名および画家名は「日本古典籍総合目録」の統一著者名による。
- 内容 絵入りの俳書。加藤逸人が催した仲間内の能番組に因んで句を詠んだもの。「能と狂言の場面を描いた彩色刷画に、その曲名を題した諸家の四季発句を配する。巻頭に「初日番組」「二日目番組」として作者一覧あり。初日は能6番・狂言5番、二日目は狂言15番。」(西尾市岩瀬文庫古典籍書誌データベース)その後、立頭・鼓・大鼓・太鼓・鉦・立衆を題した発句13句、歌仙1巻、連句52句、絵と発句1句を収める。逸人は尾張枇杷島の富豪。美麗で趣味的な俳書を多く刊行した。驕りを極めて家財を蕩尽、発狂して一児を殺し自殺した。
- 序・跋・奥書等 前見返「文化癸酉夏 四季三番叟 梅樹軒逸人」
真彦序
一壺序
石雅序
夙也序「文化酉五月五日 菖蒲の檐下にしるす 翠庵夙也」
自跋「梅樹逸人慢書」
刊記「大和文化万年之十年歳在癸酉夏五月廿五日/梅樹逸人述/狂画堂墨僊/尾張書肆 昭華堂」 - 蔵書印等 前見返(「思永堂」外2)、巻頭(「紀」)、跋(「琵琶隠士」外1)、裏見返に朱印
- 備考 原表紙・全頁裏打ち
- 文献 西尾市岩瀬文庫古典籍書誌データベース(試運転)
http://www.city.nishio.aichi.jp/nishio/kaforuda/40iwase/index.html(2014年11月30日確認) - 請求記号 Wラ/A913/カ7