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【物語・小説】 四編之綴足
四編之綴足:1105064749 (PDF 11.91MB)
- 書名 四編之綴足 (しへんのとじたし)
- 巻数 2編4巻(存前編上之巻)
- 著者名 東花 元成(とうがの もとなり)/著、牧 墨僊(まき ぼくせん)/画
- 成立 文化12年(1815年)自序
- 出版書写年 近世後期刊
- 数量 1冊 35丁(ノド:「序一」,「序二」,(凡例および口絵2丁),「一」・・・「三十」,「三十二」)
- 書型(寸法) 中本(18.7×12.3cm)
- 注記 書名は巻首題(「〈名護屋/見物〉四編之綴足上」)による。著者名は自序および巻首による。画家名は、口絵には「北亭墨僊写」とある。書袋(破損甚だし)には「四編之綴足 東都 冬瓜元成著」とあり。書名・著者名・画家名は「日本古典籍総合目録」の統一書名・統一著者名に同じ。
- 内容 「本書は、十返舎一九の名作『東海道中膝栗毛』の補遺ともいうべきもので、その四編が、人物の弥次と北八とが、宮の宿に泊まりそのまま七里ノ渡で桑名へ行ってしまうので、それを遺憾として、此の両人をして宮より名古屋を見物させるのである。」(『名古屋叢書』より) 前編上巻下巻(文化十二年刊)、後編上巻下巻(文化十三年刊)の計4冊からなる書であるが、当館所蔵は前編上之巻のみ。牧墨僊の挿絵が5.5丁分あり、うち1丁が彩色である。
- 序・跋・奥書等 自序「文化十二亥の春 名古や僑居におゐて誌之」
- 蔵書印等 巻頭に朱印あり。
- 備考 表紙に「文化十二年亥」の貼り紙あり。
- 文献 『名古屋叢書[正編] 第14巻』(名古屋市教育委員会,1961年)資料ID:1101476046 238~257頁に翻刻あり(校訂者蔵)
- 請求記号Wラ/A935/ト/1-1