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【地誌】 三河刪補松

三河刪補松

三河刪補松:1103267690 (PDF 25.48MB)

  • 書名 三河刪補松(みかわさんぽのまつ)
  • 巻数 2巻 
  • 著者名 林 自見(はやし じけん)/述
  • 成立 安永4年(1775年)序、跋
  • 出版書写年 近世中後期写
  • 数量 1冊 41.5丁
  • 書型(寸法) 半紙本(23.0×15.4cm)
  • 注記 書名は巻首題より。外題(題簽)、「日本古典籍総合目録」の統一書名も同じ。書名のよみは「日本古典籍総合目録」による。『三河文献総覧』では「みかわのくにさくほのまつ」。著者名は「日本古典籍総合目録」の統一著者名より。
  • 内容 元文5年(1740年)に成立した『三河国二葉松』の訂補を目的に編纂されたもので、上巻では三河国全般、続いて郡別に産物、石高、城主、神社寺院等について、下巻では古城、墳墓、名所古跡に関する詩歌俳句や難読地名、三河の風俗伝説、宝物について記す。『二葉松』が事項の列記であるのに対し、『刪補松』には、随筆的な記述が多く見られる。  『近世三河地方文献集』所収の橋良文庫蔵本と内容を比較すると、下巻の配列に乱れがあるほか、橋良文庫本とは異なる記述が見られる。
  • 序・跋・奥書等 序「安永四未年孟夏 林自見正森 述」
    跋「安永四のとし七月朔日 植田義方」
  • 蔵書印等 表紙見返紙に「清龍舎」印、「愛知県額田郡役所印」。『新編岡崎市史 13』によれば菅生天王社の社家「(加茂)久算の書斎を『清龍舎』と称し、多数の古書を収集したが、明治に入って、『清龍舎』本は分散し、一部が内閣文庫と額田郡役所に入った」とする。
  • 備考 下巻巻首に巻首題なく、上巻との区別がつけ難い。 近世三河地方文献集』解題によれば、伝本で上下二巻よりなる完本は、橋良文庫のみで、その他は上巻のみとある。
  • 文献 『近世三河地方文献集』(愛知県宝飯地方史編纂委員会,1959年)資料ID:1101463511 翻刻(底本:豊橋市橋良文庫蔵本)及び解説あり。
    『新編岡崎市史13 近世学芸編』(新編岡崎市史編さん委員会,1984年)資料ID:1101464724
  • 請求記号Wラ/A291/ハ/A

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