デジタルライブラリートップページ豊臣秀吉譜
【伝記・系譜】 豊臣秀吉譜
- 書名 豊臣秀吉譜(とよとみひでよしふ)
- 巻数 3巻
- 著者名 林 羅山(はやし らざん)/編
- 成立 寛永19年(1642年)跋
- 出版書写年 明暦4年(1658年)刊
- 数量 3冊 上:38.5丁(版心:「秀吉 一」・・・「秀吉 三十九」),中:44.5丁(版心:「秀吉中 一」・・・「秀吉中 四十五」),下:57.5丁(版心:「秀吉下 一」・・・「秀吉下 五十八終」)
- 書型(寸法) 大本(27.0×17.4cm)
- 注記 書名は巻首題による。「日本古典籍総合目録」の統一書名も同じ。3冊とも題簽欠。著者名は「日本古典籍総合目録」の統一著者名による。
- 内容 江戸時代初期の儒学者、林羅山が幕府の命令により編集した『将軍家譜』(7巻7冊)の一編。豊臣秀吉の生涯が漢文で記されている。上巻冒頭に秀吉に始まる系図あり。 『林羅山』(堀勇雄著)によれば、羅山は同時期に『寛永緒家系図伝』などの選修も命じられており多忙だったことから、『豊臣秀吉譜』を四男守勝に代作させた。
- 序・跋・奥書等 自跋「寛永十九年仲春下旬 羅山子道春 凾三子守勝草之」
刊記「明暦四戊戌歳初秋吉旦 東洞院通六角下ル町 山口市郎兵衛板」 - 蔵書印等 各冊表紙に「文書課」の備品票。 各冊表紙に朱で「上」「中」「下」の書き入れ。
- 備考 上巻2丁目は丁付なし。中巻38~43丁は虫損のため版心の丁付が判読できない。 下巻5丁目のみ字体が異なる。 本文中に墨字および朱字による書き入れあり。
- 文献 『林羅山』(吉川弘文館,1964年)資料ID:1100421787
- 請求記号 Wラ/A289/ト2/38-1~3