デジタルライブラリートップページ治水条目
【治水・災異】 治水条目
- 書名治水条目(ちすいじょうもく)
- 巻数1巻
- 著者名中村 習斉(なかむら しゅうさい)/著
- 成立寛政6年(1794年)
- 出版書写年文化14年(1817年)転写
- 数量1冊 22丁
- 書型(寸法)中本(19.1×13.2cm) 表紙は本文と共紙、紙縒綴。
- 注記書名は外題(表紙打付書)による。
- 内容中村習斉は名は蕃政。漢学者で経学、天文、地理、兵学、医学などを修める。治水に関する項目(水勢、堤防、決裂等)を列挙した「治水条目」、堤防、用水に関する用語を解説した「条目解」、尾張の治水(主に庄内川、天白川)について記した「尾の水路を案ずる」文からなる。
- 序・跋・奥書等「治水条目」末に「寛政六年秋九月 蕃書」とあり。奥書に「文化十四丑年九月廿三日夜写之 山中寛紀 此書安永五年申年の作にして寛政六寅年再考有しにや両冊有て年号両段也・・・寛政年ノ方是也と見ゆ仍是を写して安永の方ヲ省ク且竊ニ尾の水路を案するの文は安永冊の末ニ綴入有之丙申とあるハ則安永五申なるへし」とある。
- 備考書写者の山中寛紀は、尾張藩士、中村習斉の門人。
- 請求記号Wラ/A517/ナ5/2