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【兵法】 講武秘書
- 書名講武秘書(こうぶひしょ)
- 巻数1巻
- 著者名伊藤 藤景(いとう とうけい)/著
- 成立寛政元年(1789年)から文化8年(1811年)の間
- 出版書写年嘉永6年(1853年)転写
- 数量1冊 80丁(墨付き79丁)
- 書型(寸法)大本(30.0×20.3cm)
- 注記書名は外題(表紙打付書)による。巻頭に「赤心秘書に擬へ講武秘書と表題し」とあり。
- 内容尾張藩の下級藩士であった伊藤直之進藤景が、藩の重職にあてて書いた意見書。『赤心秘書』の姉妹編にあたる。本文中に「当年五拾弐歳」とあり、これを享年(『名古屋市史』人物篇による)から逆算すると寛政元年になる。内容は、軍備や兵法のこと、城下の火事などでの配備、城下の守備のことなどで、『赤心秘書』と重複する事も多い。
- 序・跋・奥書等巻頭に「伊藤直之信藤景寛政のはしめ上官某へ専ら守国強兵の事を演たる物なれは此度また或家の蔵本を以て謄写し・・・御日記所の官庫に納む 嘉永六歳癸丑二月」とあり。
- 蔵書印等表紙に「愛知県尋常師範学校」の蔵書票(明治21年3月)、巻頭に「御日記所」の印。
- 文献市橋鐸『稀書珍籍忘れじの尾張本』(郷土資料刊行会,1983年)資料ID:1101469041
- 請求記号Wラ/A399/イ/2