デジタルライブラリートップページ名古屋府城志
【地誌】 名古屋府城志
- 書名名古屋府城志 ( なごやふじょうし)
- 巻数3巻(欠中・下巻)
- 著者名樋口 好古(ひぐち こうこ)/著
- 成立文政5年(1822年)自序
- 出版書写年近世後期写
- 数量1冊 134.5丁(墨付き130.5丁)
- 書型(寸法)横本(13.0×18.8cm)
- 注記書名は「日本古典籍総合目録」統一書名による。題簽「那」の後欠落。序「府城志序」。目録「那古野府城志目録上」。書き入れあり。
- 内容本書は、樋口好古が藩の官吏として藩の管轄地を巡行し、また資料を渉猟してまとめた『郡村徇行記』39巻の一部をなすもの。本書の対象地域は、名古屋の城下町並びに町奉行所所管の村のうち名古屋村など5村。町村の沿革、現状を記した地誌である。
- 序・跋・奥書等序「文政歳舎壬午夏五月 七十三翁大代官中原樋口好古撰」。序末に「好古之印」、「碩果翁」の印あり。
- 蔵書印等表紙に白紙に朱で「こ」と書いた貼紙あり。
- 備考本書は、『尾張徇行記』(11冊本)の中の一冊として所蔵されてきたもので、樋口好古自筆本といわれる。中、下の2冊は、名古屋市蓬左文庫の所蔵であり、合わせて『名古屋叢書 第9巻 地理編(4) 名古屋府城志』の底本として翻刻されている。
- 文献『名古屋叢書 第9巻』(名古屋市教育委員会,1963) 資料ID:1101475998
- 請求記号Wラ/A294/ヒ/1-1