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【その他】慶応二年丙寅歳晴雨考
慶応二年丙寅歳晴雨考:1103261103(PDF 1.78MB)
- 書名 慶応二年丙寅歳晴雨考(けいおうにねんへいいんさいせいうこう)
- 巻数 1枚
- 著者名 平井直之(ひらいなおゆき)/著 平井直矩(ひらいなおのり)/校
- 成立 慶応元年(1865年)跋
- 数量 1枚
- 書型(寸法) 一枚刷り(34.7×46.5cm)
- 注記 書名は内題による。著者名及び著者名読みは国書データベースの統一著者名による。国書データベースには平井直之の別称に平井豊亮、平井太一郎直之。平井直矩の別称に平井勝太郎直矩がある。内題下の記載は平井太一郎直之著/同 勝太郎直矩校。
- 内容 晴雨考とは一年中の晴曇、風雨、寒暖、地震等の予測を列ねて刊行したもの。名古屋の永楽屋により刊行されたものが多数あり、少なくとも文化(1804年~1814年)初年から明治(1868年~)初年まで六十余年間にわたり、複数の人物によって編纂されたものが存在していた。 内容は漢文で書かれた序と、漢字かな混じりの年中総考にはじまり、各月ごとに総評と日ごとの天気寒暖等の予測が書かれている。跋文にある様に、予測は五運六気と循環七政の運行に基づく卜占によるものとなっている。内題下にある尾張医学館とは、尾張藩の藩医によって開かれた医学塾で、作者はその門人。序には五運六気は医者の根源とかかれており、天候だけでなく、気に基づく人間の体調への影響についても述べられている。
- 序・跋・奥書等 内題下 尾張医学館門人 信陽 平井太一郎直之著/同 勝太郎直矩校
跋 慶応元年乙丑重陽日記之
刊記 江戸日本橋通一丁目 須原屋茂兵衛
大坂心斎橋通安土町 河内屋和助
尾州名古屋本町七丁目 永楽屋東四郎 - 蔵書印等 右上に「藤紫楼蔵」(湯浅四郎氏)の銭形印と「土御門殿御免」の印あり。
- 備考 虫損補修有
- 請求記号 Wラ/A451/ヒラ/51205