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【絵図】 御城惣図方角入

御城惣図方角入

御城惣図方角入:1103267958 (PDF 47.0MB)

  • 書名 御城惣図方角入(おしろそうず ほうがくいり)
  • 巻数 1枚
  • 成立 近世後期
  • 出版書写年 慶応3年(1867年)訂
  • 数量 1枚
  • 書型(寸法) 1枚物 115.2×118.0cm(折りたたみ29.0×17.0cm)
  • 注記 書名、出版書写年は端裏による。
  • 内容 本図は名古屋城の二之丸御殿である。
    二之丸御殿は、往時藩主が常駐し政務を執った場所で、元和6年(1620年)に御殿が建造されて以来、御本丸になぞらえて「御城」と称された。廃藩置県の際に陸軍の管轄となり、のち明治6年(1873年)に取り壊された。
    「桜の間」を中心に放射線が引かれており各方角を示しているものと思われる。
    端裏にある弐分壱間之割とは弐分約3mm、一間約1.8mとなり、約1/300の尺度で描かれていることを示す。
    「差図方」の印があるが、当時の作事奉行(郭内外建築、修繕を掌る)の支配に作事方差図師という役職が有るため、ここの印ではないかと思われる。
  • 序・跋・奥書等 端裏書付
    「慶応三卯年訂」
    「御城惣図方角入」
    「弐分壱間之割」
  • 蔵書印等 端裏に「文書課」の備品票及び、「差図方」の印
  • 備考 張紙による修正多数有り。裏打ち補修済。
  • 文献 『名古屋市史 政治編第2』(愛知県郷土資料刊行会 1980)資料ID:1101479020
    『名古屋城古絵図』(名古屋城管理事務所 1979)資料ID:1108554378
    『名古屋叢書 続編 第15巻』(愛知県郷土資料刊行会 1984)資料ID:1111494727
  • 請求記号 Wラ/A299.5/オ

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