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【地誌】 三河堤

三河堤
  • 書名三河堤(みかわづつみ)
  • 巻数9巻
  • 著者名本間 長玄( ほんま ちょうげん )/著
  • 成立寛政2年(1790年)頃  
  • 出版書写年近世中後期写
  • 数量9冊 巻1:24丁,巻2:96.5丁,巻3:28丁,巻4:111丁,巻5:51丁,巻6:35.5丁,巻7:54.5丁,巻8:12丁,巻9:48丁 
  • 書型(寸法)大本(26.5×19.6㎝, 第5巻:28 ×19.5cm)
  • 注記書名は巻首題より。外題(題簽)の書名、「日本古典籍総合目録」の統一書名も同じ。
  • 内容三河一国の地誌。『三河文献総覧』では、吉田本町(現豊橋市)の医者本間長玄らによって天明末頃より著され、寛政2年(1790年)著者の死により未完に終わったとされる。第1巻が総説、以下1郡1巻の9巻構成。先行の地誌・史書・伝記類を引用して、村里、古城、寺院及び墳墓などについて詳細に記され、第5巻幡豆郡、第6巻宝飯郡を除く各巻には彩色された郡略図が記載されている。第8巻八名郡の部は未完と推定される。
  • 蔵書印等各巻頭に「清龍舎」の印、表紙に「額田郡役所図書」の蔵書票。いずれも第5巻にはない。第2、4巻末に「須賀乃舎」の印。「清流舎」印は加茂久算の蔵書印。『新編岡崎市史 13』によれば菅生天王社の社家「(加茂)久算の書斎を『清龍舎』と称し、多数の古書を収集したが、明治に入って、『清龍舎』本は分散し、一部が内閣文庫と額田郡役所に入った。」とする。
  • 備考朱字書き入れ、貼紙あり。第5巻は大きさ、表紙とも他巻と異なるが、原表紙に他の巻と同様「第六拾号九冊之内」という書き入れがあり、これは額田郡役所で付けられた番号と考えられる。
  • 文献『三河文献綜覧』(豊橋文化協会,1954) 資料ID:1101477900
  • 請求記号Wラ/A291/ホ/ 1B-1~1B-9

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