デジタルライブラリートップページ<参河北/設楽郡>香蕈培養図解
【産業】 <参河北/設楽郡>香蕈培養図解
<参河北/設楽郡>香蕈培養図解:1111303979 (PDF 18.11MB)
- 書名 <参河北/設楽郡>香蕈培養図解(みかわきたしたらぐんこうじんばいようずかい)
- 巻数 1巻
- 著者名 田中 長嶺(たなか ながね)/著
- 出版書写年 明治25年(1892年)刊
- 数量 16.5丁(版心:「香蕈培養図解 緒言 一」,「香蕈培養図解 緒言 二」,「香蕈培養図解 一」・・・「香蕈培養図解 十四」)
- 書型(寸法) 半紙本 (22.4×14.9cm)
- 注記 書名は巻首題「<参河北/設楽郡>香簟培養図解」による。緒言、跋文、版心の書名は「香蕈培養図解」。 著者名は巻首の表記による。著者名読みは「国立国会図書館典拠データ」による。
- 内容
著者の田中長嶺は、明治から大正にかけて、日本全国で椎茸栽培や炭焼きの技術指導を行い、また日本で最初に椎茸の人工接種を試みた人物。越後国三島郡の農家に生まれ、晩年は愛知県の三河、名古屋の文化人達の元に寓居し名古屋で没す。
本書は当時御料局の嘱託として菌類の研究を行っていた田中長嶺が、愛知県北設楽郡の要望により行った椎茸栽培に関する講演や指導の内容をもとに、後日書籍の形に直したもの。椎茸の栽培においてその生態を熟知する必要がある事を説き、椎茸に胞子、菌糸があることを図入りで解説するなど、日本で初めて近代菌類学に基づいてかかれた栽培の手引きとされる。 - 序・跋・奥書等
緒言「明治二十五年六月二十四日 田中長嶺謹誌」
跋「明治二十五年七月三日 田中長嶺再識」
刊記「明治二十五年九月三日印刷/同年九月五日出版」「著者 田中長嶺」「発行兼/印刷者 愛知県平民/石川芝太郎/東京市神田区猿楽町/二丁目拾一番地寄留」「発売所 名古屋市南長島町/石川芝太郎」 - 文献
『明治殖産業の民間先駆者田中長嶺の研究』(中村 克哉/[ほか]共著,風間書房,1967)資料コード:1101486230
『西尾市岩瀬文庫企画展 田中長嶺 知られざる明治殖産興業のパイオニア』(西尾市岩瀬文庫/編集,2009)資料コード:1109798064 - 請求記号 Wラ/A657/タナ/1130397