デジタルライブラリートップページあゆちの錦
【漢詩・和歌】 あゆちの錦
- 書名 あゆちの錦(あゆちのにしき)
- 巻数 1巻
- 著者名 横井 時逸(よこい ときはや)/編 羽鳥 春隆(はとり はるたか)/画
- 出版書写年 明治14年(1881年)刊
- 数量 1冊 20丁
- 書型(寸法) 半紙本(22.8×15.8cm) 大和綴じ 表紙・裏表紙に模様あり
- 注記 書名は外題(直刷)による。「日本古典籍総合目録」の統一書名も同じ。編者名は「日本古典籍総合目録」の統一著者名による。画家名は「国立国会図書館典拠データ」の標目個人名。
- 内容 愛知の歌仙といわれる36人の歌人が詠んだ和歌に、画家の羽鳥春隆が絵をつけた絵入り和歌集。挿画には淡い彩色が施され、巻末に「作者氏名録」が掲載されている。
編者の横井時逸は尾張藩士、国学を植松茂岳・小塚直持、漢学を佐藤牧山、角田錦江、漢詩を大沼枕山、村田梅村に学び、そのほか茶道・尺八・武芸にも長ずる。晩年は間島冬道につき、長歌に通じた。和歌に関する著作もいくつかあり、中でも「あゆちの錦」は明治天皇巡幸の際、聖覧をたまわったとされる。画の羽鳥春隆は、津島神社神官で歌人・画家。本姓服部、通称源八太夫。歌号敷島舎、雅号彩園・蓬老・聴雨。熊谷直好、八田知紀に和歌を学び、浮田一蕙に画を学んだ。のち、熱田に移り、和歌と画を教授した。 - 序・跋・奥書等 跋「明治十四年五月 羽鳥春隆」
刊記「明治十四年六月御届」「編輯兼出板人 横井時逸/愛知県中島郡下祖父江村四百六番邸居住士族」「売捌所/名古屋玉屋丁 永楽屋東四郎/同鉄砲丁 粟田東平/同玉屋丁 永楽屋吉三郎/同門前丁 滑稽社/同本丁 玉扇堂」 - 蔵書印等 表紙に「明治二十三年十一月卅日調査」の調査票貼り付けあり、「三松庵図書章/天野氏」の割印(朱印)。見返しに「明治十七年二月改/第六百〇九号」の貼紙あり。巻頭に「三松庵図書章/天野氏」の朱印。
- 文献 『祖父江町誌』(祖父江町教育会,1932年)資料ID:1101498473
- 請求記号 Wラ/A911/ヨ4