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【宗教】 葬事略記

葬事略記

葬事略記:1103247383 (PDF 2.3MB)

  • 書名 葬事略記(そうじりゃっき)
  • 巻数 1巻
  • 著者名 角田 忠行(つのだ ただゆき)/記
  • 成立 近世末期カ
  • 出版書写年 明治3年(1870年)刊カ
  • 数量 1冊 8丁(版心:「一」・・・「七」,「附」)
  • 書型(寸法) 大本(26.3×18.1cm)
  • 注記 書名は内題、外題(題簽)による。『日本古典籍総合目録』の統一書名も同じ。著者名も『日本古典籍総合目録』の統一著者名による。
  • 内容 神道式の葬儀のあり方について述べた書。著者と同じ平田銕胤門下の国学者師岡正胤(1829-1899)の跋があり、巻末に図版「棺ニ布ノ覆ヲナシタル図」、「霊祭之図」、「霊璽之図」を載せる(「清波謹図」とあり)。
    刊記などはない。「松本藩廃仏事件調査報告」には「葬事略記は、明治三年、東京の出版にて」(「第七 地方現時の神葬祭」)とある。
    著者の角田忠行(1834-1918)は、信濃国佐久郡岩村田藩領長土路村の神職の家に生まれた国学者で、維新後明治7(1874)年に熱田神宮少宮司、同10年大宮司となり、大正3(1914)年まで長くその職にあった。著書に『古史略』、『熱田神宮略記』、『熱田地御陵墓考』、『忠行歌集』などがある。
  • 蔵書印等 表紙に蔵書票の残痕。巻頭に「尾張神祇局印」、「愛知県図書章」、「明治十九年八月点査章」の印。
  • 備考 文末に「彫工:樋口与兵衛」とあり。
  • 文献 田中善一「熱田大宮司角田忠行翁伝」、尾崎久弥「家蔵角田忠行著作解題」『熱田風土記』上(久知会,1980年)資料ID:1101488459
    阪本是丸『角田忠行翁小伝』(熱田神宮宮庁,1989年)資料ID:1105035003
    芳賀登『葬儀の歴史』(雄山閣,1970年)資料ID:1102422184 p179-182に本文の翻刻を収録
    唐沢貞次郎氏報 「松本藩廃仏事件調査報告」『明治維新神仏分離資料』中(東方書院,1926年)資料ID:1100493427 「附録 葬事略記と哀敬儀」に本文と跋の翻刻を収録
    『江戸時代庶民文庫』84(大空社出版,2020年) 影印を収録(当館所蔵なし)
  • 請求記号 Wラ/386.6/ツ

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