デジタルライブラリートップページ御沙汰之写
【歴史】 御沙汰之写
- 書名 御沙汰之写(ごさたのうつし)
- 巻数 [1巻]
- 成立 明治元年(1868年)5月
- 出版書写年 明治元年(1868年)頃写
- 数量 1冊 7丁
- 書型(寸法) 半紙本(24.0×16.8cm)
- 注記 書名は表紙による。表紙に「辰五月」とあり。紙縒綴
- 内容 慶応4年(1868)2月9日、新政府は幕府軍制圧のため東征大総督府を設置し、有栖川宮熾仁親王を東征大総督に任命した。本書は同年5月に大総督府から出された、上野寛永寺に集結した旧幕府軍の討伐(上野戦争)に関する御沙汰(命令)などの写しである。主な内容は、徳川亀之助(家達)に対し、戦火を避けるため寛永寺にある祖先の霊位・重器等の取片付けを命じたもの。忍藩(藩主松平下総守)・古河藩(藩主土井大炊頭)・川越藩(藩主松平周防守)三藩への諸藩兵配備を指示したもの。寛永寺貫主の輪王寺宮(北白川宮能久親王)に同寺からの退去を求めたもの。諸藩兵に対し、旧幕府軍の討伐を命じたものなどが収録されている。
- 請求記号 Wラ/A205/オサ/1073516