デジタルライブラリートップページ三河国二葉松
【地誌】 三河国二葉松
- 書名三河国二葉松(みかわのくにふたばのまつ)
- 巻数2巻
- 著者名佐野 知尭(さの ともたか)/著
- 成立元文5年(1740年)跋
- 出版書写年近世中後期写
- 数量2冊 上:57丁,下:64丁
- 書型(寸法)大本(27.3×19.5㎝)
- 注記書名は序題より。外題(題簽)、「日本古典籍総合目録」の統一書名も同じ。著者名は「日本古典籍総合目録」の統一著者名より。
- 内容三河一国のまとまった地誌としては最初のもので、後世まで三河地誌の代表とされた。上巻には三河の名称起源、国内郡郷・郡村名、石高、延喜式内社、寺社領、名所名物などを挙げ、下巻には古城、古墳、三河を詠んだ詩歌などが収められている。
- 序・跋・奥書等跋文「元文庚申龍次仲穐日 佐野監物知尭誌」。
- 蔵書印等巻頭に「清龍舎」の印。表紙見返紙に「愛知県額田郡役所印」。『新編岡崎市史 13』によれば菅生天王社の社家「(加茂)久算の書斎を『清龍舎』と称し、多数の古書を収集したが、明治に入って、『清龍舎』本は分散し、一部が内閣文庫と額田郡役所に入った。」とする。
- 備考朱筆、鉛筆書き入れあり。
- 請求記号Wラ/A291/サ/1-1B~1-2B