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【治水・災異】 凶荒図録

凶荒図録

凶荒図録:1103283165 (PDF 6.3MB)

  • 書名 凶荒図録(きょうこうずろく)
  • 巻数 1巻
  • 著者名 小田切 春江(おだぎり しゅんこう)/編 木村 金秋(きむら きんしゅう)/画
  • 出版書写年 明治18年(1885年)刊
  • 数量 1冊 31丁(ノド:「口一」…「口四」,「一」…「廿七了」)
    版心上部に「凶荒図録」、版心下部に「同好社蔵版」とあり。
  • 書型(寸法) 半紙本(22.8×15.7cm)
  • 注記 書名は内題(目次、見返、序、版心)による。編者名は「日本古典籍総合目録」の統一著者名による。画家名は「国立国会図書館典拠データ」の標目個人名。
  • 内容 繰り返しおこる飢饉にそなえるため、過去の飢饉の様子を平易な文章と図で説明した救荒書。挿画には淡い彩色が施されている。巻末に、山野に多く自生し凶荒の年には食用となすべき植物とその食し方を記した「救荒草木一覧」と、誤って食べてはいけない植物の名称を記した「有毒草木一覧」を付す。
    著者は尾張藩士で画家の小田切春江。挿画の木村金秋は、名を充恒、通称鍬吉、号は金秋、蓬乾舎、尾張藩士橋本義俊の四子で土佐派の画家。春江、金秋は明治16年(1883年)、芦原眉山、奥村石蘭らとともに画家の団体「同好社」を結成し、流派や門閥を越えた画家の交流・発展をはかった。『凶荒図録』もこの同好社から出版されている。
    序の勝間田稔は愛知県の県令、野村賀真は愛知県の大書記官を務めた務めた人物。
  • 序・跋・奥書等 序「従五位勝間田稔」序「明治十八年五月中浣 従六位野村賀真撰」
    見返しに「明治十八年五月刊行/愛知同好社蔵版」。「同好社印」の朱印あり。
    刊記「明治十八年四月二十八日御届/同年五月十六日出版」「編輯並出版人 愛知県同好社幹事愛知県士族 小田切春江 名古屋区南久屋町百一番邸/画図 愛知県同好社幹事愛知県士族 木村金秋 名古屋区比米町十六番邸/彫刻師 愛知県同好社幹事愛知県平民 豊原堂 豊原稲夫 名古屋区下長者町百十二番邸」
  • 蔵書印等 表紙に「愛知県農商課」の朱印、巻頭に「愛知県図書章」「愛知県農商課」「明治十九年八月点査章」の朱印。
  • 文献 『凶荒図録 三大飢饉資料集』(書店大地,2010年)資料ID:1110027586、1110027595 翻刻
    『凶荒図録』(ブックショップ「マイタウン」,2003年)資料ID:1108836071
  • 請求記号 Wラ/A611/オ

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