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【伝記・系譜】 太閤秀吉公実伝
太閤秀吉公実伝:1103283011 (PDF 8.53MB)
- 書名太閤秀吉公実伝(たいこうひでよしこうじつでん)
- 巻数1巻
- 成立弘化5年(1848年)序
- 出版書写年江戸後期刊
- 数量1冊 21丁(版心:「序ノ二」,「初ノ一」・・・「初ノ十九」)
- 書型(寸法)中本(17.3×11.6cm)
- 注記書名は題箋「太閤秀吉公実伝 全」(後補)による。
序題「挙秀吉公実伝換叙」 - 内容『英傑三国誌伝』の一編。
天正期の武将を三国志の人物に見立て、各人の来歴を紹介した絵双紙。いわゆる太閤記物であり、特に『絵本太閤記』と『通俗三国志』からの影響が大きい。
全国の機関の所蔵状況を見ると、『英傑三国誌伝』3編、『英傑続三国誌伝』4集が確認でき、全部で少なくとも7冊刊行されたことが分かる。本書はのど丁付けに初とあることと、他本の外題から、初編であると考えられる。
当館ではシリーズ中3冊(初編『太閤秀吉公実伝』、二編『英傑三国誌伝』、続三集『英傑続三国誌伝』)を所蔵している。
※シリーズ構成について (PDF 565KB)
この巻では、豊臣秀吉に関連のある武将を取り上げ、巻頭の項では「加藤肥後守清正」を「蜀の五虎将軍関羽」に喩える。画面は二段構成で、上段に説明書き(振り仮名付き)、下段に多色刷りの絵が描かれている。 - 序・跋・奥書等序「弘化戊申歳初春 市隠 南寿山人誌」。「南寿」の朱印あり。
- 請求記号Wラ/A289/ト2/39