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【宗教】 尾張国海東郡甚目寺略縁起

尾張国海東郡甚目寺略縁起

尾張国海東郡甚目寺略縁起:1103261408 (PDF 2.22MB)

  • 書名 尾張国海東郡甚目寺略縁起(おわりのくにかいとうぐんじもくじりゃくえんぎ)
  • 巻数 [1巻]
  • 著者名 [甚目寺/著]
  • 成立 文化2年(1805年)刊
  • 数量 1冊 4丁( 版心:「一」・・・「四」)
  • 書型(寸法) 半紙本(23.7×16.3cm)
  • 注記 書名は巻首題による。「日本古典籍総合目録」の統一書名も同じ。共紙表紙の外題は「鳳凰山甚目寺略縁起」。
  • 内容 あま市にある甚目寺の縁起。「大々的に催された文化2年の開帳の際に配布されたもの」(『甚目寺観音展』名古屋市博物館/編 2011.7)。
    甚目寺は真言宗智山派、山号鳳凰山、本尊は聖観世音菩薩。尾張四観音の一つ。明治35年(1902)、付近から奈良時代前期と思われる古瓦が出土し、白鳳時代の寺院の存在が確認されている。
    甚目寺に伝わる文永元年(1264)奥書の縁起文によれば、甚目寺創建は推古天皇6年丁巳とされる。ただし丁巳は推古天皇5年(597)にあたるので、尾張藩の地誌である『張州府志』では、干支を優先して推古天皇5年創建としている。
    当略縁起では、「推古天皇御宇四年のころ伊勢ノ国甚目村に甚目龍麻呂」という者があり、観音像を網から引上げ、祀ったのが始まりとある。
  • 序・跋・奥書等 奥書「文化二年乙丑二月」
  • 蔵書印等 表紙に「愛知県史編纂係之印」(角印)
  • 請求記号 Wラ/A187/ジ3

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