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【宗教】 浄宗護国篇

浄宗護国篇
  • 書名 浄宗護国篇 ( じょうしゅうごこくへん )
  • 巻数 4巻
  • 著者名 観徹(かんてつ)/[述] 良信(りょうしん)/[撰編] 可然(かねん)/[校閲]
  • 出版書写年 正徳5年(1715年)刊
  • 数量 4冊 巻1:23.5丁(版心:「勢 一巻一」・・・「勢 一巻九」,「勢 一巻十ノ十五」,「勢 一巻十六」・・・「勢 一巻廿九」) 巻2:14.5丁(版心:「登 二巻一」・・・「登 二巻四」,「登 二巻五ノ十」,「登 二巻十一」・・・「登 二巻二十」) 巻3:16丁(版心:「観 三巻一」・・・「観 三巻四」,「観 三巻五ノ十」,「観 三巻十一」・・・「観 三巻廿一」)(十四丁目が重複) 巻4:19丁(版心:「佛 四巻一」・・・「佛 四巻四」,「佛 四巻五ノ十」,「佛 四巻五ノ十」,「佛 四巻十一」・・・「佛 四巻十七」,「一」・・・「七」(「華頂山御蔵版目録」(1丁),「皇都書林麗澤堂蔵版標目録」(6丁))
  • 書型(寸法) 大本(25.9×18.2cm)
  • 注記 書名は巻首題による。「日本古典籍総合目録」の統一書名も同じ。著者名は序による。『日本古典籍総合目録』の統一著者名も同じ。
  • 内容 江戸時代浄土宗が主張した念仏護国思想の書で、浄土宗僧侶が念仏の功徳によって、徳川氏を護った霊験が記されている。和文版と漢文版の2種類の版があり、当館資料は和文版。 巻一「三河国額田郡成道山松安院大樹寺開山勢誉愚底大和尚伝」は、徳川家先祖松平親忠が帰依し、三河の大樹寺を開山した愚底の伝記。巻二「三州大樹寺登誉大和尚伝」は、大樹寺住持で、永禄3年の桶狭間合戦後に家康公を大樹寺に匿い奮闘した登誉の伝記。巻三「武州三縁山増上寺中興 勑賜普光観知国師源誉大和尚伝」は、家康公が帰依した増上寺中興の祖源誉の伝記。巻四「武州三縁山増上寺阿弥陀仏霊像記」は、増上寺大殿の阿弥陀仏立像「黒本尊」の来由記。参州桑子の明眼寺より家康公が得て持仏とした霊像で、夢告げにより刺客の襲撃を避けた逸話
  • 序・跋・奥書等 巻末に「正徳五乙未年五月穀旦」とあり、「皇都書林麗澤堂蔵版標目録」に「御書物所 京洛東知恩院古門前石橋町 沢田吉左衛門」とあり
  • 文献 平野寿則, 大桑斉/編著『近世仏教治国論の史料と研究』(清文堂出版,2007年) 資料ID:1110981641 に和文版の翻刻あり 。
    『浄土宗全書 第17巻』(浄土宗宗典刊行会,1913年)資料ID:1100544295 と  『日本精神文献叢書 第12巻』(大東出版社,1940年)資料ID:1100417793  に漢文版の翻刻あり
  • 請求記号 Wラ/A183/カン/818696~818699

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