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【書画・芸能】 花月帖
花月帖 :1103283085(PDF 6.29MB)
- 書名 花月帖(かげつじょう)
- 巻数 1巻
- 著者名 五十嵐 良彦(いがらし よしひこ)/著
- 出版書写年 天保9年(1838年)刊
- 数量 1冊
17丁
- 書型(寸法) 大本(31.8×21.5cm)
- 注記 書名は題簽による。著者名は跋による。
- 内容 五十嵐良彦(畸松庵)による習字手本。序によると、五十嵐良彦は三河国西尾の人。幼い頃より、書道に打ち込んだ。跋に「臨模京師大谷先生花鳥帖馳禿筆者也」とあるとおり、大谷永庵の『十二月往来〈同和歌花鳥帖〉』(享和元年(1801年)刊)の後半部「花鳥帖」を模している。それに加え、『和漢朗詠集』から抜いた詩歌八首を巻頭に載せる。
序を書いた東方令達(紫雲齋)は名古屋の書家。多くの門人たちに書法を教えた。
- 序・跋・奥書等 序「尾藩 紫雲斎主人」
跋「右は因社中の懇望/臨模京師大谷先生/花鳥帖馳禿筆者也/五十嵐良彦」
刊記「天保九年戊戌春/尾張書肆 名古屋大船町 皓月堂文助」
- 蔵書印等 巻頭に朱印「●美三昧/水●里印」
- 文献 小泉吉永編著,石川 松太郎監修『往来物解題辞典 解題編』(大空社,2001年) 資料ID:1108038555
山内一信「化政天保期の書家・医家―東方令達について―」『郷土文化』41巻4号(名古屋郷土文化会,1986年)
- 請求記号 Wラ/A728/キ
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