デジタルライブラリートップページ建具雛形
【産業】 建具雛形
- 書名 建具雛形(たてぐひながた)
- 巻数 2巻(欠坤)
- 著者名 梅素亭 玄魚(ばいそてい げんぎょ)/図
- 成立 嘉永5年(1852年)刊記
- 出版書写年 近世後期以降刊
- 数量 1冊 30.5丁(版心:「建具上一」・・・「建具上三十」)
- 書型(寸法) 横本(13.1×19.0cm)
- 注記 書名は題簽(「建具雛形 乾」)による。見返し題も同じ。目録題は「絵様建具雛形」。書名は「日本古典籍総合目録」の統一書名も同じ。 著者名は「日本古典籍総合目録」の統一著者名による。
- 内容 建具の雛形図を載せたもの。笠亭仙果の序に続き、乾では唐戸妻戸図、源氏蔀、庭門之扉など59図を掲載する。石川了著『笠亭仙果年譜』によると、「東都樗室宮城呂成図」、刊記は「嘉永五年壬子孟春発行」。「明治九年四月二十六日版権免許」と刊記にある後印本がある。
国立国会図書館所蔵資料(デジタルコレクション(国立国会図書館/図書館送信参加館内公開))坤の刊記は「嘉永五年壬子孟春発行/明治九年四月二十六日版権免許」。当資料とは表紙及び見返しの色が異なる。
梅素亭玄魚(宮城呂成)は、狂歌作者・絵師。安政頃から袋絵や千社札の図案などに独創性を発揮、びら絵の名人と称された。笠亭仙果が柳亭種彦の没後、柳亭種彦二世を自ら称して一門の抗議を受けた際、玄魚の骨折りで二世相続が叶ったと言われる。 - 序・跋・奥書等 序「物の本書/笠亭仙果」
- 蔵書印等 巻頭に朱印「●美三昧/水●里印」
- 文献 石川了著『笠亭仙果年譜』日本書誌学大系 104(青裳堂書店,2015年) 資料ID:1111155464
市古貞次[ほか]編 『国書人名辞典 第4巻』(岩波書店,1998年) 資料ID:1107630199
日本歴史学会編『明治維新人名辞典』(吉川弘文館,1981年) 資料ID:1101353583 - 請求記号 Wラ/A521/タ