デジタルライブラリートップページ御遺状百ヶ条
【伝記・系譜】 御遺状百ヶ条
御遺状百ヶ条:1103283290(PDF 13.84MB)
- 書名 御遺状百ヶ条(ごゆいじょうひゃっかじょう)
- 巻数 1巻(2巻または3巻に分かれる場合もあり)
- 出版書写年 近世中後期写
- 数量 1冊28丁
- 書型(寸法) 半紙本(24.4×17.0cm) 紙縒綴
- 注記 書名は外題(打付書)による。巻首題は「御遺状御宅蔵入百ヶ条」(「御宅蔵」は「御宝蔵」の誤りカ)。「日本古典籍総合目録」の統一書名は、「御遺状百箇条」
- 内容 江戸幕府政体の指針を、徳川家康が自筆で記して御宝蔵に納め、老中以外他見できないものとして伝えられた百箇条。「日本古典籍総合目録」には18もの別書名が記載され、多くの所蔵が見られる。諸本によって巻数、内容に異同がある。
『近世武家思想(日本思想大系27)』には「徳川成憲百箇条」として収載されており、その解説では「偽書であることはほとんど疑いのないところであるが、それをあえて収載したのは、まず第一に偽書であるが故にかえって、少なくともそれの成立当時の国制をよく整理した形で反映していること、第二におびただしい写本の数からみて、近世人の多くはこれの真正性を疑っていなかったように思われることによるもの」としている。 - 蔵書印等 表紙及び1丁オに「増田文庫」の角印。 墨書入れあり
- 文献 『国史大辞典10』(吉川弘文館,1989) 資料ID:1109730531
『近世武家思想(日本思想大系27)』(岩波書店,1974) 資料ID:1101106626 - 請求記号 Wラ/A289/ト/13