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【漢学】 六諭衍義大意抄

六諭衍義大意抄

六諭衍義大意抄:1103267223(PDF 12.96MB)

  • 書名 六諭衍義大意抄(りくゆえんぎたいいしょう)
  • 巻数 1巻
  • 著者名 水野 正恭(みずの まさたか)/抄
  • 成立 天保5年(1834年)序
  • 出版書写年 安政2年(1855年)刊
  • 数量 1冊 25丁(版心:「序」,「一」・・・「ニ一」,「一」・・・「三」)
  • 書型(寸法) 半紙本(23.1×16.5cm)
  • 注記 書名は序題より。題簽欠。後補表紙の題簽は墨書「六諭衍義大意抄 一冊」。「日本古典籍総合目録」の統一書名も同じ。著者名は「日本古典籍総合目録」の統一著者名による。
  • 内容 室鳩巣『六諭衍義大意』(享保7年(1722年))の和文部分を抜き出したもので、各章末の漢詩文「詩曰」が省略されている。『六諭衍義』は明の太祖の六諭を一般に分かりやすく解説したもので、日本には琉球を経て伝わった。『大漢和辞典』には、「徳川吉宗は荻生徂徠に和訓を、室鳩巣に和解をつくらせ、六諭衍義大意とした。明治の初年に至るまで、寺子屋の手習本などに利用された」とある。序に出版の経緯が書かれている。本館所蔵本は永楽屋東四郎が「六諭衍義大意抄ゆゑよし」3丁等を追加し、安政2年に刊行したもの。
  • 序・跋・奥書等 序「天保甲午初春 尾張勘定奉行神埜順蔵世猷識 属吏加藤春道書」 奥書「安政二年乙卯九月刊 尾州名古屋本町通七丁目 書肆 永楽屋東四郎善教 謹誌」
  • 蔵書印等 見返しに貼紙「湯浅四郎氏寄贈」、1丁オ朱印○の中に「吾唯知足」四隅に「藤紫楼蔵」(湯浅四郎氏)
  • 備考 安政2年版には、本館所蔵の版以外に、本文の後に「此六諭衍義大意抄、土産又は(中略)板元 尾州名古屋本町通七丁目 永楽屋東四郎」とあるもの、発行書林が永楽屋東四郎他7軒のもの、発行書肆が永楽屋東四郎他13軒のものが存在する。
  • 文献 沖縄県立図書館貴重資料デジタル書庫 「六諭衍義大意抄」解説文 http://archive.library.pref.okinawa.jp/(2014年6月17日確認)
    諸橋 轍次『大漢和辞典』(大修館書店,1986年)
    『東恩納寛惇全集 8』(第一書房,1994年)資料ID:1107318812
  • 請求記号 Wラ/A154/ミ2

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