デジタルライブラリートップページ鶉衣

【俳諧】 鶉衣

鶉衣
  • 書名 鶉衣(うずらごろも)
  • 巻数 4編(存前編上下巻,欠中巻)
  • 著者名 横井 也有(よこい やゆう)/著
  • 成立 天明7年(1787年)
  • 出版書写年 近世後期刊
  • 数量 2冊 上:21丁(ノド:「う序 一」、「う 一」・・・「う 十八」),下:26.5丁(ノド:「う続 一」・・・「う続 廿四」,巻末に出版目録1.5丁)
  • 書型(寸法) 半紙本(22.6×15.5cm)
  • 注記 書名は「日本古典籍総合目録」による。上巻の巻首題「うつら衣」、下巻の巻首題「うつら衣 続編」。上巻の題簽「鶉衣 上」、下巻の題簽「鶉ころ裳 下」。著者名は『日本古典文学大事典』(明治書院 1998年)による。「日本古典籍総合目録」の統一著者名は「也有」。
  • 内容 尾張藩士横井也有による俳文集。太田南畝の序によると、安永の頃に也有の「借物の弁」を読み、六林に草稿を借り受け、それを編集して前編3冊、後編3冊を出版したとのこと。その後、石井垂穂編で続編、拾遺各3冊が出版された。当資料は前編の1冊目(上巻)と3冊目(下巻)にあたる。上巻には享保12年から寛保3年までの18編、下巻には寛保末より宝暦初め頃までの16編を収める。
    成立年は、中巻六林跋文、及び太田南畝旧蔵本書入れによる(『完本うづら衣新講』(岩田九郎 大修館 1958年)より)。
    題名の鶉衣とは也有の自序によると、鶉の羽毛に似た襤褸を集め綴ったような文集との意。
  • 序・跋・奥書等 上巻に四方山人(太田南畝)による序、横井也有による自序あり。
    下巻跋「この続篇は也有翁寛保のすえより宝暦のはじめの比までの遺稿をもて抄出す 末僚六林」。
    下巻末に「江戸本町筋北エ八丁目通油町/書肆 蔦屋重三郎」の広告あり。
  • 蔵書印等 上・下巻共に巻首に「三松庵蔵書記」の印。
    上・下巻共に見返しに「三松庵蔵書」、「天野」の割り印。
    上巻表見返しに「明治十年二月改/第二百六拾号」、下巻表見返しに「明治十年二月改/第二百六拾壱号」の貼紙あり。
  • 文献 『鶉衣 上・下』横井也有/著, 堀切実/校注(岩波書店 2011.2-6)資料ID:1110144813,1110206756他 活字翻刻収録
  • 請求記号 Wラ/914.5/ヨコ/410129~410130

ページの先頭に戻る