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【伝記・系譜】 松平啓運記

松平啓運記

松平啓運記:1103267878(PDF 48.75MB)

  • 書名 松平啓運記(まつだいらけいうんき)
  • 巻数 8巻
  • 著者名 水野 監物(みずの けんもつ)/編
  • 成立 享保5年(1720年)以前
  • 出版書写年 近世中後期写
  • 数量 1冊 102丁
  • 書型(寸法) 大本(26.8×19.4cm)
  • 注記 書名は外題(題簽)による。目録題は「先代御啓運記」。著者名は「日本古典籍総合目録」の『三州八代記古伝集』より(内容欄参照)。
  • 内容 巻頭に清和天皇から親氏までの系譜(「徳川御家系」)、松平家初代親氏から8代広忠までの事跡をまとめたもの。広忠没後の安祥城攻で松平軍が奮闘し、人質交換により織田方から竹千代(家康)を取り戻すまでが記される。
    『三河文献綜覧』所収の同名資料は「徳川家康の生涯を叙したもの」とあり、『国書解題』では「親氏より、家康の薨去に終る略記」とされている。『近世仏教治国論の史料と研究』には翻刻が掲載されているが、当該本の内容とは全く異なる。
    当館所蔵の『三河八代記古伝集』(全8巻存1,2巻)と内容が一致し、また3巻から8巻については、『三州八代記古伝集』(茨城大学江戸後期史学関係総合データベースで全文閲覧可能)との一致が確認できるが、末尾の一項「葵之丸御紋ノ事」及び奥書が当該本には欠けている。
    『古伝集』は、茨城大学所蔵本より水野監物編、村上文庫所蔵本には享保5年写とあり、それ以前の成立であることが推定される。
  • 蔵書印等 巻頭に「愛知県図書章」および「明治十九年八月点査章」の角印。
  • 文献 『三河文献綜覧』(豊橋文化協会,1954)資料ID:1101477900
    『国書解題 増訂 2巻』(六合館,1926年)資料ID:1101368595
    『近世仏教治国論の史料と研究』(清文堂,2007年)資料ID:1110981641
    茨城大学江戸後期史学関係総合データベース(http://www.lib.ibaraki.ac.jp/Inetpub/kan-db/kan-title-KJPEG.html 平成27年8月15日確認)
  • 請求記号 Wラ/A210/マ4

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