デジタルライブラリートップページ楽しみ草
【俳諧】 楽しみ草
- 書名 楽しみ草 (たのしみぐさ)
- 巻数 1巻
- 著者名 梅間(ばいかん)/編
- 成立 文政12年(1829)序
- 出版書写年 近世後期刊
- 数量 1冊 30丁(版心:「一」・・・「三十」)
- 書型(寸法) 半紙本(22.3×15.5cm) 包背装
- 注記 書名は外題(題簽)による。「日本古典籍総合目録」の統一書名も同じ。著者名は「日本古典籍総合目録」の統一著者名による。書袋は「梅花園主人撰/たのしみくさ」。
- 内容 岡田梅間編集の句集。19題のもとに発句と連句を載せる。19題は以下のとおり、「にきはしき」、「さひしき」、「花やかなる」、「くすみたる」、「うれしき」、「かすかなる」、「いさましき」、「見事なる」、「なつかしき」、「ゆかしき」、「はれやかなる」、「あはれなる」、「たのしき」、「目さましき」、「しつかなる」、「おもしろき」、「すみやかなる」、「ゆたかなる」、「さしもなき」。基本的に発句を載せるが、「なつかしき」には発句と連句、「さしもなき」には梅間、茂堂、竹村鶴巣(鶴叟)の連句を載せる。其洞序に「感動する所ふとつふたつともののはしに記に、折よく茂堂鶴巣のふたりまいり合せて之は興ある事になん、捨んもいかにやといふに、さらばと答えらるるは梅間先生の心なり」とある。梅間は尾張藩士。俳諧を井上士朗に学び、また絵画を得意とした。絵入り句集『梅花帖』、随筆『力草』などの編著がある。
- 序・跋・奥書等 序「文政巳丑秋/高松庵其洞」
- 備考
墨書・朱印あり
- 文献
愛知県立大学貴重書コレクション古俳書にデジタル公開あり(刊記「天保三年壬辰二月発行」あり。包背装。表紙の色が当資料より薄い。)
http://opac1.aichi-pu.ac.jp/kicho/kohaisyo/books/027_60_2/027_60_2_index.html(2014年3月20日確認) - 請求記号 Wラ/911.35/バイ/508766