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【随筆】 秉穂録

秉穂録

秉穂録 巻1:1103267484 (PDF 18.45MB)

    • 書名秉穂録(へいすいろく)
    • 巻数4巻(存巻一)
    • 著者名岡田 新川(おかだ しんせん)/著
    • 成立寛政11年(1799年)
    • 出版書写年天保8年(1837年)以降刊カ
    • 数量1冊 30.5丁(版心:「秉穂録 序 一」・・・「秉穂録 序 二」,「秉穂録 巻一 一」・・・「秉穂録 巻一 二十八」)
    • 書型(寸法)大本(26.0×18.0cm)
    • 注記書名は巻首題・題簽による。「日本古典籍総合目録」の統一書名も同じ。書名のよみと著者名は「日本古典籍総合目録」による。
    • 内容尾張藩に仕えた儒者岡田新川(名は宜生、字は挺之。)による随筆。
      史話・俗諺・民俗など、諸方面にわたって和漢の書物から引証し、類同・差異などを書き留めてある。  
      『日本古典文学大事典』(明治書院 1998年)によると、初編2冊、ニ編2冊から成り、初編は寛政7年、二編は寛政11年に出版された。『日本随筆大成 第一期 20』(吉川弘文館 1976年)によると、「雲霞堂老人」の序「題秉穂録後」には「寛政甲寅仲夏」、「恩田仲任」の序「秉穂録ニ編小引」には、「寛政十年季冬」と年時の記載がある。当館所蔵資料は初編・ニ編の別がない4巻本として出版されたと考えられ、初編の上巻部分にあたる。「雲霞堂老人」、「恩田仲任」による序があるが、いずれにも年時の記載はなく、『日本随筆大成 第一期 20』(吉川弘文館 1976)に収載されているものの序とは一部分内容が異なる。
      裏見返しに「大日本国郡全図」、「後撰和歌集新抄」の広告あり。「大日本国郡全図」は天保8年官許、「後撰和歌集新抄」は文化11年刊であることから、当資料は天保8年以降の刊と考えられる。
    • 序・跋・奥書等刊記「書肆/尾州名古屋本町通七丁目 永楽屋東四郎/江戸日本橋通本銀町二丁目 同出店」
    • 蔵書印等 巻頭に「藤紫楼蔵」の印あり。
      見返しに「全四冊物部兼言記」と書き入れあり。
      表紙に「郷土関係/名古屋藩校明倫堂督学/新川岡田挺之先生著秉穂録巻一」と貼紙あり。
    • 文献 『日本随筆大成 第一期 20』(吉川弘文館 1976)資料ID:1102695978のp.[327]-398  活字翻刻収録。
    • 請求記号Wラ/A049/オ3/1-1

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