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*活動中の朗読協力員の声





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利用者の方々のおかげで、いろいろなジャンルの本に出合えて良かったです。いつも決まったジャンルの本しか読まなかったのに、リクエストが多岐にわたり、恐らく出会えなかった本を読ませて頂いたり、調査では辞典等で調べ尽くす楽しみを得て感謝しかありません。
皆さん、とても勉強熱心で記憶力抜群。常に前向きな生き方には、いつも励まされています。
(活動 1991年〜)         



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「家庭生活に無理がでない活動を」という事で始めました。
対面朗読で出会う視覚障害者の方の生き方、考え方に考えさせられ、録音図書の作成では自分では読まないだろう本との出会いなどがあります。
どちらも後でいつももう少しうまくできなかったかと反省を繰り返しています。そして少しでも成長したいという思いは持ち続けたいです。
(活動 1993年〜)         



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何年か前に対面で出会った方は若くてきれいな方でした。きれいにお化粧をしているその方は、「毎朝主人がお化粧してくれるんです。」とおっしゃって、二人の愛情の深さを感じました。
その方は旅行のガイドブックを持参してレストランのところを読んでほしいと言われ、いくつかを読んだあと、「〇〇さん自身の今読んだ中でベスト3をつけて下さい。今度旅行するのでそこに連れていってもらいます。」私たち二人で楽しくレストランを選んでいきました。
(活動 1998年〜)         



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録音図書の作成では、毎回、図表の説明原稿の作成に苦労しています。簡潔でわかりやすい表現のために辞書は手放せませんし、日頃から言葉遣いに敏感になりました。職員さんと協力しながら原稿を推敲しています。
どんなに気を付けて録音しても、読み間違いなど校正部分があり、情けなく思うこともありますが、数ヶ月かけて録音図書が仕上がると達成感があります。
(活動 2009年〜)         



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正確に伝えることの大切さ
元横綱稀勢の里は茨城県の出身です。この「茨城」を、私は小学校の時からずっと「いばらぎ」と読んでいました。
初めて音訳した時、校正者から「いばらき」であると指摘を得ました。辞書で確認をし、私は自分のいい加減さを改めて自覚しました。
「少しでも人のお役にたてれば・・・。」の思いから朗読協力員に応募したのですが、今では「自分のため」と思っています。辞書で確認をし、正確に伝える努力を忘れません。
(活動 2009年〜)         



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録音図書の作成は、大変な作業です。根気がいります。正確さ、緻密さ、閃き、そして利用者さんへの思いやりがいります。
先般、数学の教科書を音訳する機会を頂きました。数多の「大変」を乗り越え、完成を迎えたときの終了感はとても深いものがありましたし、完成とともに私の数学脳が目覚めだし、数学ドリルを解く趣味ができました。
「自分が楽しいから、自分のために」する、という気持ちがあってもいいと思います。それが、利用者さんの一助となるなら幸せです。
(活動 2009年〜)         



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マイクの先に利用者の方々の存在を意識しながら、図書館、音訳者、校正者等のチーム力で録音図書が出来あがっていく様に深い味わいを感じています。
ともすれば雑事に紛れて流されてしまう日常の中で、時に緊張感を持って作業に向き合える事を大変貴重に思っております。
(活動 1998年〜)         



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利用者の方からの依頼で製作する録音図書は、医学、音楽、歴史、芸術、文学、法律、科学等々分野が違い、毎回とても刺激的です。
図や表、写真などの説明は朗読協力員が作り、また明確な発音を心掛け聞きやすい録音図書を目指していますが、毎度反省点があります。それでも全てが完成し利用者の方にお届けできた時は、密かに達成感を味わっています。
(活動 1992年〜)         



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音訳に関わることで、視覚障害者の方々の集中力や理解力に驚かされています。
日常の中に、ユニバーサルな配慮があっても、私たちは目を向けないと気付かないことが多いと感じます。 日常に不自由がある方の立場に立つように考えられるようになったことは、自分にとっての成長だと思います。
街中で白杖の人を見て、気軽にお手伝いを申し出ることができるようになったのは、音訳活動のおかげです。手伝えないことを悔やむことがなくなりました。
(活動 2009年〜)         




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