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夜明けをつれてくる犬
/吉田 桃子 著 Naffy 装画 講談社 2021.4
人とうまく話せず、友だちがいない小学5年生の美咲。唯一の友だちだった飼い犬・レオンの死をなかなか乗り越えられずにいたある日、通学路のお花屋さんで、レオンそっくりの犬を見つけます。
池田菊苗 うま味の素「グルタミン酸」発見
/清水 洋美 文 里見 和彦 絵 汐文社 2021.3
「日本人の栄養状態を改善したい」と願い、「日本の十大発明」の一つといわれる「うま味」成分・L-グルタミン酸ナトリウムを発見した研究者・池田菊苗の伝記です。
カカ・ムラド〜ナカムラのおじさん
/ガフワラ 原作 さだ まさし [ほか]訳・文 双葉社 2020.12
中村哲さんは35年間にわたり、アフガニスタンで病気や水不足に苦しむ人々を救い続けた医師です。干ばつにより、水がなくなり、 そのせいで病気により亡くなる人が増えていくのを見て、中村さんは川から水を引くために、用水路を掘ることを決意します。 全くのゼロからのスタートでしたが、中村さんは本を読んで勉強し、自ら設計図を作って進めていきました。
彼方の光
/シェリー・ピアソル 作 斎藤 倫子 訳 偕成社 2020.12
11 歳の黒人奴隷の少年サミュエルは、親代わりの年老いた黒人奴隷ハリソンから、カナダへの逃亡を告げられます 。二人は北を目指し、自由になるための旅をすることになります。160 年ほど前のアメリカを舞台に、実話をもとに描かれる黒人奴隷の逃亡物語。
イッカボッグ
/J.K.ローリング 著 松岡 佑子 訳 静山社 2020.11
コヌルピア王国は、小さく豊かな国でした。フレッド王は、スピットルワース卿とフラプーン卿に頼りながら、気楽に国を治めていました。国の北側マーシランドには、恐ろしい怪物イッカボッグの伝説がありました。でもそれは伝説で、本当に怪物がいるとは、誰も思っていませんでした。 しかし、嘆願の日に、王様は北からやってきた羊飼いから、イッカボッグが本当にいるから罰してほしいと言われます。
ゾウは足音を立てずに歩く
/小泉 祐里 著 双葉社 2020.10
ゾウやキリンなど、動物園ではおなじみの動物たち。でも、じっくり観察するとおもしろい発見がいっぱい。動物たちの体のつくりやしぐさには、自然界で生き残るための、さまざまな工夫がつまっています。上野動物園の解説員が、動物たちの秘密をわかりやすく紹介しています。
雪山のエンジェル
/ローレン・セントジョン 作 さくま ゆみこ 訳 評論社 2020.10
マケナはナイロビで両親と幸せに暮らしていました。ところが、両親は感染症のため帰らぬ人に。孤児となったマケナは、スラム街で暮らし始めます。生きることだけで精一杯の日々が続きますが、「人生にはいやなこともあるけど、毎日3回の魔法の瞬間がある」と語るスノウに出会い、友情を育みます。
ブラックホールの飼い方
/ミシェル・クエヴァス 作 杉田 七重 訳 小学館 2020.10
ステラは11歳。ボイジャー2号にのせるゴールデンレコードに、亡くなったパパの笑い声を入れてもらうため、NASAに出かけます。その帰り道、ブラックホールに後をつけられます。ステラはそれをラリーと名づけ、部屋で飼うことにします。ラリーは、ステラの要らないモノや嫌いなモノ、忘れたいモノを全て飲み込んでくれます。
ウルド昆虫記バッタを倒しにアフリカへ
/前野ウルド浩太郎 著 光文社 2020.5
昆虫学者をめざしていた若き博士は、「バッタに食べられたい」という子どものころからの夢を叶えるべく、ひとりサハラ砂漠に向かった!日本ではほとんどバッタの被害はないが、アフリカではバッタが大発生して農作物を食い荒らし、深刻な飢饉を引き起こしている。それを食い止めるため、サハラ砂漠で野宿をしながら、バッタの生態を観察することに。
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魔女の宅急便
/角野栄子 作 林明子 画 福音館書店 1985
おかあさんのあとをついで、魔女になると決めたキキは、13歳になってひとり立ちすることになりました。黒猫のジジを連れて別の町へやってきたキキは、ほうきに乗って荷物を届ける宅急便屋をはじめます。
マチルダはちいさな大天才
/ロアルド・ダール 作 宮下嶺夫 訳 評論社 1991
5歳のマチルダは、図書館の児童書を全部読んでしまったほどの天才。娘に関心がなく、ばかにする両親に、仕返しをして気を晴らしています。たった一人の理解者である先生も、いじめられていると知ったマチルダは…。
※
ロアルド・ダールコレクション 16
にも入っています。
ヨーンじいちゃん
/ペーター=ヘルトリング 作 上田真而子 訳 偕成社 1985
無邪気でながんこなヨーンじいちゃん。父さんはいやがったけれど、同居することになって喜ぶ孫のラウラとヤーコプ。染物をして人気者になったり、恋をしたり、驚くことばかりするじいちゃんでしたが、ある日急に倒れて…。
ルドルフとイッパイアッテナ
/斉藤洋 作 杉浦範茂 絵 講談社 1987
魚を盗み、トラックの荷台へ逃げ込んだ後、気を失って遠くの町へ来てしまった黒猫のルドルフ。けんかが強くて教養もある大きなトラねこイッパイアッテナに出会い、えさのもらい方や字の読み方などを教えてもらいます。
シャーロットのおくりもの
シャーロットのおくりもの/E.B.ホワイト 著 G.ウイリアムス さし絵 鈴木 哲子 訳 法政大学出版局 1975
こぶたのウィルバーは、農場の女の子のペットとして飼われていましたが、大きくなり別の農場に売られました。自分がハムにされると知って泣き叫ぶウィルバーに、くものシャーロットが助けてあげると約束します。
※
2001年刊
もあります。
二分間の冒険
/岡田淳 著 太田大八 絵 偕成社 1985
2分で戻るつもりで体育館を抜け出した悟は、不思議な黒ねこに出会ったことから、別の世界に連れて行かれ、冒険の旅をすることになりました。子どもをいけにえにしている恐ろしい竜と対決しに行くのです。
※
1991年刊(偕成社文庫)
もあります。
冒険者たち ガンバと十五ひきの仲間
/斎藤惇夫 作 藪内正幸 画 岩波書店 1982
ドブネズミのガンバは、港で出会った島ネズミの忠太から、夢見が島のネズミが、イタチのノロイ一族に次々と殺されているときき、仲間と島に渡ります。白イタチのノロイがしかけるわなに、力の限り立ち向かいます。
※
1990年刊(岩波少年文庫)
もあります。
大きな森の小さな家
/ローラ・インガルス・ワイルダー 作 恩地三保子 訳 福音館書店 1979
100年ほど前のアメリカ北部の森の中。丸太作りの小さな家に、開拓者の一家が住んでいました。危険な動物、雪深い冬、厳しい自然の中で、助けあいながら暮らす家族の姿を5歳のローラの目を通して語っています。
オタバリの少年探偵たち
/セシル・デイ・ルイス 作 瀬田 貞二 訳 岩波書店 1957
いつもは戦争ごっこに夢中の少年たち。仲間のニックが、割ってしまった教室のガラス代を弁償できないと知り、みんなで募金集めをします。ところが、貯めたお金が盗まれて、犯人探しをするうちに、大犯罪が明らかに。
※
2008年刊(岩波少年文庫)
もあります。
クローディアの秘密
/E.L.カニグズバーグ 作 松永ふみ子 訳 岩波書店 1979
11歳の少女クローディアは、家出を計画。弟のジェイミーをさそって、ニューヨークのメトロポリタン美術館にこっそり泊まりこみます。ミケランジェロ作といわれている天使像の秘密にひかれ、夢中で謎ときをはじめます。
※
1990年刊
、
2001年刊(カニグズバーグ作品集 1)
もあります。