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尾張国図 西
製作年:正保頃 大きさ(cm):128×191
新田の開発状況などから近世初期の尾張国西部を描いた絵図であることが分かる。裁断された形跡があり、もとは尾張一国全図であったと思われる。正保期における尾張八郡の石高村数が記された絵図目録があり、縮尺が6寸1里(21,600の1)となっていることなど、幕撰正保度国絵図の仕様に基づいているところが多い。幕府の検査を受ける前の下絵図と推定される。