あいち子ども芸術大学 ワークショップ「ひとつがふたつ」 レポート

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●あいち子ども芸術大学 ワークショップ「ひとつがふたつ」について

あいち子ども芸術大学は、次代を担う子どもたちに、第一線で活躍する芸術家との交流をはじめ、優れた文化芸術に出会い、身近に親しむ機会を提供していくものです。愛知県内の子どもたち(小中学生)を対象に、様々な文化芸術の体験講座が用意されました。

愛知県図書館では2006年12月17日(金)、造本作家・デザイナーの駒形克己氏を講師に迎え、ワークショップ「ひとつがふたつ」を実施しました。
ワークショップ「ひとつがふたつ」は、ペアとなった参加者が、9色の小さな色用紙の中からそれぞれ好きな色用紙を選び、思い思いの形に切り抜き、切り残した紙片と一緒にそれぞれ相手と交換し、各々渡された紙片を素材に二つ折りの台紙に作品を作っていく、というものです。

●応募について

小学3〜4年生とその保護者の方を対象に、40組80名を募集しました。
たくさんのご応募をいただき、厳正な抽選の結果、当初の定員枠を大幅に超える、55組の皆様に当選の通知をお送りしました。

抽選風景
抽選風景

●当日のようす

午前中に会場のセッティングをした後、ワークショップをお手伝いする愛知県図書館の職員9人が駒形先生の指導を受けました。初めての経験に、職員も緊張気味です。ワークショップの流れを理解することができ、皆様をお迎えする準備が整いました。

会場の前では、1時半から 受付を設置し皆様の来るのをお待ちしました。当日は穏やかな天気に恵まれ、51組102人の方々に参加していだきました。会場はあっという間に満員です。

さあ、2時になりました。まずは駒形先生よりワークショップの説明を受けます。「紙片を交換するときには渡された紙切れの形に文句を言わない」「相手に特別な形を要求しない」というルールの説明もありました。皆さん、真剣な表情で聞き入っています

さあ、いよいよ作業の開始です。9色の色用紙の中から好きな色を選び、さっそく思い思いのかたちに切り抜いていきます。すぐに切り抜き始める人もいれば、えんぴつを持ってじっと考え込む人もいます。

切り抜いたらそれをお互いに交換します。渡された紙切れを思い思いに何かに見立てて台紙に貼り、自分の作品を作っていきます。さあ、どんな作品が出来るのでしょうか。作業の時間は約1時間半です。

複雑な形に切り抜かれた色紙を受け取り、頭をかかえていらっしゃるお母さんもいました。
駒形先生は、会場を歩きまわって皆さんにアドバイスされています。

切ったり貼ったりしているうちに、時間はあっという間に過ぎていきます。

3時40分になりました。いよいよ発表です。まずは4つに分かれたグループの中で1組ずつ順番に発表します。思い思いに切られた紙片が、思いもよらない作品となって、あちこちで「ほーっ」という感心の声と拍手があがっていました。

最後に、駒形先生が5組の作品を皆さんの前で紹介しました。いずれもユニークな作品ばかりで、会場からは大きな拍手が起こります。とりわけ、お父さんお母さん方は子どもたちの発想に感心することしきりだったようです。

参加者の皆様、どうもありがとうございました。

●参加者の皆さんの感想です

・「紙を切ったりはったりするのがすごく楽しかったです」(4年生女の子)
・「他の子のいろいろな作品を見れて嬉しかった。」(3年生男の子)
・「大好きな駒形先生のワークショップに孫と参加してとても楽しかったです。子どもの想像力の豊かさに驚かされました」(60歳台女性)
・「形を何かに見立てても、それがそれらしく見えるように周りを作っていかないと、それらしく見えずに難しかった。むしろ、子供のほうがシンプルでかつ効果的に表現していて想像力があるように思った。」(30歳台男性)


愛知芸術文化センター 愛知県図書館

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