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M.アルヴェッソン, J.サンドバーグ [著] ; 佐藤郁哉 訳 -- 白桃書房 -- 2024.11 -- 307

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所蔵館 場所 棚番号 請求記号 資料コード 貸出利用 状態
本館 4階社会 28 /307/アル/1223293 1112232933 閲可 貸可 協可 個人貸出

資料詳細

タイトル 面白くて刺激的な論文のためのリサーチ・クエスチョンの作り方と育て方
副書名 論文刊行ゲームを超えて
著者 M.アルヴェッソン, J.サンドバーグ [著] ; 佐藤郁哉 訳  
著者標目(個人) Alvesson, Mats ,1956- ,著者
出版地 東京
出版者 白桃書房
出版年 2024.11
ページ数 329p
大きさ 21cm
一般注記 原タイトル: Constructing Research Questions 原著第2版の翻訳
版表示 第2版
一般件名 社会科学 , 論文作法 -- 研究・指導
内容紹介 昨年7月に刊行された第1版は6刷を数え、若手研究者からレジェンドと言うべき研究者まで、また経営学に限らない社会科学研究者にも高く評価され、大いに話題となった。「リサーチ・クエスチョン」は、研究によって明らかにされるべき答えはどのようなものかを定義する。著者は「良いリサーチ・クエスチョンはそれに対する答えと同じくらいに価値があり、時には答えそれ自体よりも重要である」と言う。しかしながらこれまで、実践的なリサーチ・クエスチョンの作り方、また研究に取り組む中でそれをどのように練り上げていくのかは、十分検討されてこなかった。その一方で、こんにちの社会科学では、ほとんどすべての領域において、膨大な量の研究が発表されているにもかかわらず、その影響の及ぶ範囲という点で、かつてのように大きな成果をあげていないと言う。そして、このような現象は、研究者たちの同調的な傾向によって生まれてきたとする。以上を踏まえ本書は、こんにちのリサーチ・クエスチョンにおいてよく見られる「ギャップ・スポッティング」(既存の理論に基づいた研究の穴埋めをするというような意)が孕む問題を取り上げた上で、その解決にあたり、「問題化」という手法を提案する。そして、批判的思考を心がけ、型にはまらない独創的なリサーチ・クエスチョンを提起していくことの重要性を強調する。しかし本書がユニークなのは、このように野心的な射程を持ちつつも、ギャップ・スポッティングによる手堅い研究アプローチが体系化され解説されてもいる点である。この第2版においては、原書第1版刊行(2012年)後の、創造的で野心的な研究アプローチに関する各種の文献の内容が十分に検討され、盛り込まれた。本版も広く読まれることとなろう。
ISBN13桁 978-4-561-26796-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類番号 307