バーナード・ウィリアムズ 著 ; 河田健太郎, 杉本英太, 渡辺一樹 訳 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2024.10 -- 150.23

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本館 3階人文 13 /150.23/ウイ/1222472 1112224726 閲可 貸可 協可 予別

資料詳細

タイトル 恥と運命の倫理学
副書名 道徳を乗り越えるためのギリシア古典講義
著者 バーナード・ウィリアムズ 著 ; 河田健太郎, 杉本英太, 渡辺一樹 訳  
著者標目(個人) Williams, Bernard ,1929-2003 ,著者
出版地 東京
出版者 慶應義塾大学出版会
出版年 2024.10
ページ数 219,76p
大きさ 20cm
一般注記 原タイトル: Shame and Necessity 原著第2版の翻訳
一般件名 倫理学 , ギリシア文学 -- 歴史 -- ギリシア -- 古代
内容紹介 ・20世紀を代表する哲学者、バーナード・ウィリアムズによるカリフォルニア大学の名講義。・西洋哲学が見落としていた「倫理」をギリシア古典に発見し、近代道徳の呪縛から解放する〈反道徳的な倫理学〉。・解説=納富信留(東京大学大学院教授) 近代以降の進歩主義的な見方では、古代ギリシア人は未開の心性をもち、より洗練された道徳が人間性を陶冶してきたと捉えられてきた。 ウィリアムズはこのような道徳哲学の提示する人間が、生きられた経験から切り離された、無性格な道徳的自己であるとして批判する。それとは対照的に、具体的な性格と来歴をもつ人々を描く、ホメロスの叙事詩やアイスキュロス、ソポクレスらの悲劇作品を読み解き、そこに流れる豊かな倫理的思考を明らかにする。 道徳哲学やプラトン、アリストテレスらの哲学を批判的に参照しながら、恥と罪、必然性(運命)と義務、運命と自由意思、責任と行為者性といった概念をめぐる議論を通して、古代と現代を通じてこの現実を生きる人間の生の姿を描き出す、カリフォルニア大学の名講義。
ISBN13桁 978-4-7664-2992-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類番号 150.23