キムミンジュ 著 ; 岡裕美 訳 -- 新泉社 -- 2024.8 -- 302.213

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所蔵館 場所 棚番号 請求記号 資料コード 貸出利用 状態
本館 4階社会 28 /302.21/キム/1220520 1112205201 閲可 貸可 協可 予別

資料詳細

タイトル 北朝鮮に出勤します
副書名 開城工業団地で働いた一年間
著者 キムミンジュ 著 ; 岡裕美 訳  
著者標目(個人) キム, ミンジュ ,著者
出版地 東京
出版者 新泉社
出版年 2024.8
ページ数 195p
大きさ 19cm
場所件名 開城 -- 社会
内容紹介 毎週月曜の朝、ソウル市内でバスに乗り込み、軍事境界線を越えて北朝鮮に出勤。平日は北の職員たちと“格闘”し、週末は韓国に戻る。南北経済協力事業で北朝鮮に造成された開城(ケソン)工業団地。20代の韓国人女性が開城で経験した特別な1年間と、北の人々のありのままの素顔を綴ったノンフィクション。〈ソウルから一時間ほどの距離なのに——。彼女たちの苦労は、私の祖母の世代の苦労と変わらないと思った。でも、彼女の年齢は二三歳だった。生きていれば一〇〇歳を超えている祖母が二三歳だった頃の日常が、私の目の前にいる若い母親の日常だった。〉〈北の人はほとんどの場合、一人だけでいるときは純朴そうに笑いながら頭を下げてあいさつし、二人以上になると目を伏せて無表情で通り過ぎる。それを知ってからは、傷つくこともなかった。この体制の中で共和国の規定に背けば、南で想像できるような懲戒とは次元の異なる処罰が与えられるだろう。そんな状況に南の人も北の人も傷つくことのない日がきてほしい。誰がそばにいようと心から歓迎し、笑うこともできる自由が早くやってくることを願う。————本文より〉
ISBN13桁 978-4-7877-2400-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類番号 302.213