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落人
利用可
関谷恭子 著 -- ふらんす堂 -- 2024.2 -- 911.368
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所蔵
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所蔵館
場所
棚番号
請求記号
資料コード
貸出利用
状態
本館
3階人文
Map
29
/911.36/セキ/1217205
1112172058
閲可 貸可 協可
-
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資料詳細
タイトル
落人
副書名
関谷恭子句集
著者
関谷恭子 著
著者標目(個人)
関谷, 恭子
,1963- ,著者
出版地
調布
出版者
ふらんす堂
出版年
2024.2
ページ数
196p
大きさ
20cm
一般注記
布装
内容紹介
◆第一句集笹百合や落人を祖と唄ひつぎ恭子さんの遠つ祖は、源平の戦に破れ飛驒の山中に生き延びた人達である。人間との殺戮の後に待っていたのは、厳しい自然との闘いであった。此に恭子さんの曾祖父のエピソードを一つ揚げよう。彼は熊撃ちの名人であった。生涯に九十九頭の熊を撃ち、遂に百頭目で熊に遣られこの世を去った。――――この雄勁一方、笹百合は幾星霜に亘り地下で命を繋ぎ、あの清らかな花を咲かせる。――――この嫋々この二つの性状を合わせ持って恭子さんの作品は生まれる。識っているだろうか。真に美しい花には毒があると言う事を。美しく育てられ美しい恭子さんにそれを求めるのは単に無いものねだりだろうか。とまれ、恭子さんの春秋は明るい。(帯より・渡辺純枝)◆自選十句啓蟄や小窓隔てて買ふ切符フェルトに沈む文鎮花の冷素粒子をとらへよ飛騨の秋澄めり病む人に小雪の日のやはらかし笹百合や落人を祖と唄ひつぎ嘴から突つ込んでゆく茂りかな猪垣や人寄せつけぬ昼の闇襞といふ濃く深きもの春思にも梅花藻の花なきところ水を汲む選ばれて牛は荷台へしづり雪
ISBN13桁
978-4-7814-1636-6
分類番号
911.368
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関連メディア
/T170P55044
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