佐々木真理 著 ; 諏訪部浩一 監修 -- 三修社 -- 2024.4 -- 930.278

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本館 3階人文 Map 39 /930.27/ルク/1217933 1112179335 閲可 貸可 協可

資料詳細

タイトル アーシュラ・K・ルグィン =
副書名 Ursula K.Le Guin : 新たなる帰還
叢書名 アメリカ文学との邂逅
著者 佐々木真理 著 ; 諏訪部浩一 監修  
著者標目(個人) 佐々木, 真理 ,1970- ,著者
出版地 東京
出版者 三修社
出版年 2024.4
ページ数 399p
大きさ 20cm
個人件名 Le Guin, Ursula K. , 1929-2018
内容紹介 想像力の持つ可能性と希望を信じ、異文化の共存の可能性を模索し、限界に挑戦し続けたルグィンの螺旋をのぼる旅をたどる アーシュラ・K・ルグィンは、時の流れによる変化を恐れない作家であった。変化を受け容れ、常に新しい地平を目指すことを選んだ。旅することは終始一貫して彼女の作品のテーマであり続けたが、その旅には終わりというものはなかった。帰還は新たな旅の始まりでしかない。そして、その旅は、作品の中のはるかな未来の世界や、遠い宇宙の惑星、そして竜が空に翼をはばたかせる異世界を移動するものであると同時に、現実の世界における歴史の流れを映し出すものでもあった。 本書の目的は、SFとファンタジーの新たな道を切り開き、その可能性を模索し続けた、ルグィンという作家の旅をたどることにある。SFやファンタジーというジャンルの問題、同時代のアメリカ社会と文学の潮流、そして文学とジェンダーとの関わりが、各章をつなぐ大きな主題となるだろう。数々の賞を受賞し、SFとファンタジーを名実共に代表する作家としていまなお大きな影響力を持つルグィンの道のりはどのようなものであったのだろうか。自らの限界に挑戦し続け、芸術とは「つねに限界のそのさきを探し求めることであり、境界線を見定めてはじめて、完全で、確固とした美しいものを生み出すことができる」のだと公言する作家が、長い旅路の果てに見せてくれるのはどのようなものなのだろうか。(序章より)
ISBN13桁 978-4-384-05947-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類番号 930.278