梶野絵奈 著 -- 青弓社 -- 2024.3 -- 763.42

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本館 1階寄附 Map 1k/763.42/カシ/1222453 1112224539 閲可 貸可 協可

資料詳細

タイトル ヴァイオリンを弾き始めた日本人
副書名 明治初年、演奏と楽器製作の幕開け
著者 梶野絵奈 著  
著者標目(個人) 梶野, 絵奈 ,著者
出版地 東京
出版者 青弓社
出版年 2024.3
ページ数 562p
大きさ 21cm
一般件名 バイオリン -- 歴史
内容紹介 日本人はいつ、どのようにしてヴァイオリンを演奏しはじめたのか。どのようにしてその製作を始めたのか。そして、演奏技術や楽器製作はどのように広まったのか。これまで未知だった日本でのヴァイオリン黎明期を解き明かす。いつ誰がヴァイオリンを演奏しはじめたのか――最初に伝習を始めたハリストス正教会、それに続いた洋楽協会、音楽取調掛における伝習開始の経緯や目的、具体的な実践内容をひもとく。指導に当たった外国人の宣教師や音楽教師と日本人の弟子たちとの試行錯誤、日本の音楽教育やオーケストラの萌芽についても描き出す。いつ誰がヴァイオリンを作り始めたのか――初めてヴァイオリン製作に成功した職人をはじめとする黎明期の職人について、定説の検証や新資料の発見に基づき新たな説を提示する。また楽譜や教則本が国産されて、消費の対象になる過程にも光を当てる。ヴァイオリンは音楽を楽しむ道具としてだけでなく、宗教的・教育的・政治的な意図が折り重なるなかで日本に導入された。緻密な調査により、日本の近代化と歩調を合わせてヴァイオリンが日本人に受け入れられていった当時の熱量を現代に再現する。【目次】はじめに第1部 「楽器中の帝王」日本での普及の始まり第1章 ハリストス正教会とヴァイオリン第2章 雅楽家の有志団体「洋楽協会」が「欧州管絃楽」を実現するまで第3章 音楽取調掛でのヴァイオリンと管絃楽第2部 ヴァイオリン関連産業の発展の様相第4章 ヴァイオリンの国産――手工芸から近代型産業へ第5章 ヴァイオリンの普及拡大――消費の対象としておわりにあとがき
ISBN13桁 978-4-7872-7463-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類番号 763.42