養老孟司, 中村桂子, 池澤夏樹 著 ; 春山慶彦 編著 -- 集英社 -- 2024.2 -- 460.7

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本館 4階自然 11 /404/コト/1216464 1112164646 閲可 貸可 協可 予別

資料詳細

タイトル こどもを野に放て!
副書名 AI時代に活きる知性の育て方
著者 養老孟司, 中村桂子, 池澤夏樹 著 ; 春山慶彦 編著  
著者標目(個人) 養老, 孟司 ,1937- ,著者
出版地 東京
出版者 集英社
出版年 2024.2
ページ数 206p
大きさ 19cm
内容細目注記 自然の中で身体を動かすだけで無意識に学んでいる
一般件名 観察 , 野外教育
内容紹介 学びにも、ビジネスにも、今必要なのは、身体性に裏打ちされた、たしかな「自然観」!都市化が急速に進み、子どものリアルな自然経験の少なさによる弊害が指摘されている。人は実際に体験し、そこから得られる知覚を通して抽象的な概念を学び、ゆっくりと知性を育むにもかかわらず、それがないがしろにされている。本書は、現在急成長中のベンチャー企業・YAMAPの創業者で読書家としても知られる春山慶彦が、養老孟司、中村桂子、池澤夏樹の各氏と、自然体験を通してAI時代に活きる知性の育み方を語り合う。「現代社会は、感覚から入るものを軽視しがちで、勉強すれば何でも頭に入ると思っています。でも実は、それ以前に身体で感じることが非常に重要なのです」――養老孟司「合理的に効率よくやろうとしていたら、生きものはとうの昔に消えていたと思います。それから、一つの価値基準で競争させて、いいものだけを残そうとしていたら、やはり消えていたでしょう。矛盾を組み込んで、『何でもあり』でやってきたからこそ、生きものは続いてきた」――中村桂子「何かうまくいったとき、『俺の腕がいいからだ』と思うのではなく、それはある意味、運であって、運である以上は何かに感謝しなきゃいけない。その何かは必ずしも神様でないかもしれないけれど、たぶんそういう謙虚な姿勢そのものに意味があるのでしょう」――池澤夏樹「知覚とは、自分を取り巻く世界をどう感じるか。知覚、つまり感覚、感性、五感で世界を捉えること、既存の思考と統合しながら解釈すること。そこに知性の核心がある」――春山慶彦<目次>1.養老孟司との対話 自然の中で身体を動かすだけで無意識に学んでいる2.中村桂子との対話「へんてこ」「無駄」「弱さ」があるから生きていける3.池澤夏樹との対話 自然に学ぶ「インチキせずに生きる力」 <著者プロフィール>養老孟司●解剖学者。著書に、『唯脳論』『バカの壁』『子どもが心配』など多数。中村桂子●生命誌研究者。著書に、『自己創出する生命 普遍と個の物語』『生命誌とは何か』『科学者が人間であること』などがある。池澤夏樹●小説家・詩人。著書に、『旅をした人―星野道夫の生と死』『されく魂 わが石牟礼道子抄』『また会う日まで』など。春山慶彦●登山地図アプリ「YAMAP」CEO。電波の届かない山の中でもスマートフォンで位置情報がわかる登山者用地図アプリを提供する「YAMAP」を創業。2018年内閣府が主宰する「宇宙開発利用大賞」において「内閣府特命担当大臣(宇宙政策)賞」を受賞。本書が初の著書となる。
ISBN13桁 978-4-08-788100-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類番号 404