ジョン・スチュアート・ミル 著 ; 中山元 訳 -- 日経BP -- 2023.11 -- 133.4

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所蔵館 場所 棚番号 請求記号 資料コード 貸出利用 状態
本館 3階人文 Map 11 /133.4/ミル/1212710 1112127105 閲可 貸可 協可

資料詳細

タイトル 功利主義
叢書名 NIKKEI BP CLASSICS
著者 ジョン・スチュアート・ミル 著 ; 中山元 訳  
著者標目(個人) Mill, John Stuart ,1806-1873 ,著者
出版地 [東京]
出版者 日経BP
出版年 2023.11
ページ数 361p
大きさ 20cm
一般注記 原タイトル: UTILITARIANISM
統一タイトル標目 Utilitarianism
内容紹介 内容紹介(長文) : 日経BPクラシックス28タイトル目は、豚とソクラテスを対比した名言で知られるジョン・スチュアート・ミル『功利主義』の新訳。以下、中山元さんによる訳者あとがき「ミル『功利主義』の果たした役割」から。本書に掲載した『功利主義』の論文は、一八六一年に『フレーザーズ・マガジン』誌に分載されて、一八六三年に著作として発表されたものである。この論文はベンサムの思想を功利主義という観点から巧みに要約したものであり、ベンサムの著作では明確に語られていなかったところまで掘り下げて検討し、部分的にはベンサムの功利主義の思想を補足して、その欠点を是正することを試みたものである。 この論文がベンサムの思想に加えた「補足」と修正は、大きく分けて三つに集約することができるだろう。まずベンサムの思想において示された快楽計算の要素を薄めて、快楽よりも幸福に重点を置いたことである。ベンサムは功利の原理について、「人間が苦痛と快という二人の主人によって支配されていること」と説明している。人間のすべての行動は、苦痛を回避し、快楽を求めるという原理によって支配されており、こうした原理によって説明できると考えていた。そしてすべての法は、この原理に適うように定める必要があり、そのためには法によって影響をうけるすべての人々の快の合計と苦痛の合計を計算して、それが差し引きでプラスになるようにすべきだと考えたのである。
ISBN13桁 978-4-296-00172-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類番号 133.4