人間文化研究機構国立歴史民俗博物館 編 -- 小さ子社 -- 2023.10 -- 148.4

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 場所 棚番号 請求記号 資料コード 貸出利用 状態
本館 3階人文 12 /148.4/オン/1214880 1112148802 閲可 貸可 協可 個人貸出

資料詳細

タイトル 陰陽師とは何者か
副書名 うらない、まじない、こよみをつくる
著者 人間文化研究機構国立歴史民俗博物館 編  
著者標目(団体) 国立歴史民俗博物館 ,編者
出版地 京都
出版者 小さ子社
出版年 2023.10
ページ数 326p
大きさ 26cm
一般注記 会期・会場: 令和五年一〇月三日~一二月一〇日 国立歴史民俗博物館
一般件名 陰陽師
内容紹介 内容紹介(長文) : いま「陰陽師」といえば、多くの人が思い浮かべるのは、小説やマンガなどに描かれる、人知を越えた霊的な能力を持つ平安時代のマジカルな存在、安倍晴明の姿だろう。しかし陰陽師は平安貴族の政争のなかにだけいるのではなかった。歴史を通じて、古代から明治はじめまで陰陽師は存在し、社会のなかで大きな役割を果たしてきた。時間と空間(方位)の吉凶を調整し、占い、祭祀、まじないに携わることによって、国家の存立からお産・病など個人のくらしにいたるまで、人々に安心をもたらし、未来への指針を示してきた。各時代の暦の作成・頒布にも深く関わった。そのために最新の知識・技術や経験を継承し、時間と空間に対する感覚をつちかい、磨き上げ、それらを人々に伝える真摯な努力を続けてきたのが陰陽師である。本書は、具体的な資料にもとづいて、古代から近代にいたる歴史のなかで、陰陽師がどのような役割をはたし、どういった文化を担っていたのかを紹介する。また、安倍晴明にまつわる「ものがたり」も取り上げ、伝承の世界の陰陽師像についても見つめ、最後に陰陽師たちが作り、広めた暦に焦点をあて、その現代に至るまでの姿を追いかける。240点以上の資料をカラー写真で掲載。【2023年10月3日から12月10日に国立歴史民俗博物館で開催する同名の企画展示の図録】■執筆者(執筆順)小池淳一(国立歴史民俗博物館)細井浩志(活水女子大学国際文化学部)赤澤春彦(摂南大学国際学部)遠藤珠紀(東京大学史料編纂所)松山由布子(中京大学教養教育研究院)田中大喜(国立歴史民俗博物館)梅田千尋(京都女子大学文学部)山本琢(京都府立京都学・歴彩館)小田真裕(船橋市郷土資料館)近藤絢音(神奈川県立公文書館)水谷友紀(京都府立大学)林 淳(愛知学院大学文学部)小田島梨乃(東京大学大学院博士課程)下村育世(日本学術振興会特別研究員)■目次第Ⅰ部 陰陽師のあしあと 第一章 陰陽師、あらわる―古代の陰陽道 第二章 陰陽師、ひろがる―中世の陰陽道 第三章 陰陽師、たばねる―近世の陰陽道 第四章 陰陽師の仕事 第五章 陰陽道と民俗第Ⅱ部 安倍晴明のものがたり 第一章 安倍晴明とその子孫 第二章 安倍晴明のライバルたち 第三章 転生する安倍晴明第Ⅲ部 暦とその文化 第一章 暦をくばる 第二章 暦をかえる 第三章 暦をそろえる
ISBN13桁 978-4-909782-21-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類番号 148.4