アンドレイ・クルコフ 著 ; 福間恵 訳 -- ホーム社 -- 2023.10 -- 935.7

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本館 3階人文 Map 41 /935.7/クル/1212196 1112121961 閲可 貸可 協可

資料詳細

タイトル 侵略日記
著者 アンドレイ・クルコフ 著 ; 福間恵 訳  
著者標目(個人) Kurkov, Andrei ,1961- ,著者
出版地 東京
出版者 ホーム社
出版年 2023.10
ページ数 313p
大きさ 19cm
一般注記 原タイトル: DIARY OF AN INVASION
内容紹介 内容紹介(長文) : 小説『ペンギンの憂鬱』『灰色のミツバチ("Gray Bees")』の著者で、2014年のマイダン革命を『ウクライナ日記』に書き記したアンドレイ・クルコフが、ロシアとウクライナの戦争について国内避難生活の最中に書いたノンフィクション。21年のクリスマスから翌年2月の開戦を経て戦争の激化していく7月までが綴られる。ロシア文学者・沼野恭子による解説を収録。「2022年2月24日は、ほとんど何も書けなかった。キーウに響き渡ったロシアのミサイルの爆発音で目覚めた私は、自宅アパートメントの窓辺に一時間ほど立ち尽くして人気のない街路を眺めやり、戦争が始まったと気づいたが、この新たな現実をまだ受け止められなかった。続く数日間もやはり何も書けなかった。車でまずはリヴィウに、それからカルパチア山脈をめざした移動は、果てしない渋滞で想像を絶する長旅になった。国内の他のあらゆる地域からの車の波が、西へ続く道という狭い漏斗めがけて押し寄せていた。誰もが戦争の暴力から家族を守るために逃げようとしていた」──まえがきより「本書は、「日記」と言っても、暮らしぶりや作家がみずから経験したことを綴っただけの単なる「身辺雑記」ではなく、戦況の他、ロシアとウクライナの関係、文化人の役割、歴史的背景、言語の現状など多岐にわたる政治・社会・文化の問題について思索をめぐらし、社会情勢の分析を試みて、読者に文明批評的な視座を提供している」──解説 沼野恭子「〈記憶の保管庫〉としての日記」より著者:アンドレイ・クルコフ(Andrey Kurkov)ウクライナはキーウ在住のロシア語作家。1961年ロシアのレニングラード(現サンクトペテルブルグ)に生まれ、3歳のときに家族でキーウに移る。キーウ外国語教育大学卒業。オデーサでの兵役、新聞や出版社の編集者を務めるかたわら小説やシナリオを執筆。96年に発表した『ペンギンの憂鬱』が国際的なベストセラーとなり、その名を一躍有名にした(沼野恭子訳、新潮クレストブックス)。著作は30以上の言語に翻訳されている。日本では『大統領の最後の恋』(前田和泉訳、新潮クレストブックス)『ウクライナ日記』(吉岡ゆき訳、ホーム社)も紹介されている。2014年フランスのレジオンドヌール勲章を受章。18年から22年までウクライナ・ペン会長。訳者:福間恵(ふくま・めぐみ)東京大学大学院人文社会系研究科博士課程(現代文芸論)単位取得満期退学。記事翻訳・出版翻訳を手がける。訳書に『英文創作教室』(共訳、研究社)、『作家たちの手紙』(共訳、マール社)、『アニマル・スタディーズ』(共訳、平凡社)などがある。
ISBN13桁 978-4-8342-5375-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
分類番号 935.7